アヌシー映画祭グランプリ「FUNAN」公開、武力に支配されたカンボジアの家族描く

2

44

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 14 27
  • 3 シェア

第42回アヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを獲得した「FUNAN フナン」が、12月25日に公開される。

「FUNAN フナン」ポスタービジュアル

「FUNAN フナン」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全8件)

クメール・ルージュに支配された1975年以降のカンボジアを舞台に、息子と離ればなれになった母親チョウの日々を描く本作。Netflixとの提携も発表されたアニメーションスクール“ゴブラン・レコール・ド・リマージュ”出身のドゥニ・ドーが、自身の母親の体験をもとに監督と脚本を担当した。第2回エミール賞では脚本賞とサウンドデザイン賞を受賞。チョウを「アーティスト」のベレニス・ベジョ、夫のクンを「グッバイ・ゴダール!」のルイ・ガレルが演じた。エンディング曲は、イギリスのシンガーソングライター、レベッカ・ファーガソンのオリジナル楽曲「Running」。

「FUNAN フナン」

「FUNAN フナン」[拡大]

このたびYouTubeでは、予告編が公開された。冒頭では、一家の平凡な暮らしが、クメール・ルージュによるプノンペン占領の一報とともに激変。チョウとクンは、革命組織オンカーによって農村へ送られる途中、息子ソヴァンを見失ってしまう。

「FUNAN フナン」は東京のYEBISU GARDEN CINEMA、シネ・リーブル池袋ほかで公開。

この記事の画像・動画(全8件)

Les Films d'Ici - Bac Cinema - Lunanime - ithinkasia - WebSpider Productions - Epuar - Gaoshan - Amopix - Cinefeel 4 - Special Touch Studios (c) 2018

読者の反応

  • 2

じろさん(じろともトン) @jirotomoton

アヌシー映画祭グランプリ「FUNAN」公開、武力に支配されたカンボジアの家族描く - 映画ナタリー

#マイナタリー

https://t.co/uqt5q0WYQY

コメントを読む(2件)

ドゥニ・ドーの映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 FUNAN フナン / ドゥニ・ドー / ベレニス・ベジョ / ルイ・ガレル の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。