東宝とIMAXが包括契約、「鬼滅の刃」「STAND BY ME ドラえもん2」含む5作品

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本日10月27日、東宝とIMAXが映画の配給・興行・プレミアムシアターというパートナーシップを軸に、東宝配給による邦画5作品のIMAX版を同時公開する包括契約を結んだと発表した。

「STAND BY ME ドラえもん2」IMAX版ポスタービジュアル

「STAND BY ME ドラえもん2」IMAX版ポスタービジュアル

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この契約には、記録的なヒットを飛ばしている「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」や、11月20日公開の「STAND BY ME ドラえもん2」が含まれ、未発表の3作品も順次アナウンスされる予定だ。ハリウッド映画スタジオを除き、複数作品の包括契約はIMAX最多となる。

東宝の代表取締役社長・島谷能成は「2016年の『シン・ゴジラ』以来、信頼関係を深めてきたIMAXとのパートナーシップは、10月16日に公開した『劇場版『鬼滅の刃』無限列車編』によって、さらに強固なものになったと確信しています。邦画は日々進化し、IMAXシアターにふさわしいクオリティを獲得するに至りました。この複数作品契約を通し、IMAXシアターでの感動を、また作品の新たな発見をお客様に提供できることを、大変喜ばしく思います」とコメントした。

またIMAXの最高経営責任者リチャード・ゲルフォンドは「IMAXと東宝は、2014年に東宝グループにとって最初のIMAXシアターを導入して以来のパートナーです。そして、この複数作品包括契約を通し、東宝経営陣と長年にわたる関係を深めていけることを光栄に思います。日本市場は、現在ハリウッド作品が軒並み公開延期となる中でも『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に見られるような大ヒット邦画作品によって力強い回復を見せており、IMAXにとっても成功した市場に成長しています」と語っている。

東宝とIMAXは、2016年に「シン・ゴジラ」でIMAX興行収入約6億円、2019年の「天気の子」では邦画作品においてIMAX興行収入の過去最高となる約7.6億円を記録。これらの成功を踏まえ、このたび契約合意が実現する運びとなった。

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(c)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

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