Netflixで独占配信中のアニメーション映画「フェイフェイと月の冒険」の監督を務めたグレン・キーンのコメントが到着した。
本作の主人公は「月には女神がいる」という伝説を信じ続けてきた少女フェイフェイ。「アラジン」「塔の上のラプンツェル」などのディズニー作品に携わってきたキーンは「観客に物語を信じてもらい魅了するには、まず自分自身がその物語を信じなければなりません。このキャラクターの存在を心から信じるんです」と語る。彼がキャラクターデザイナーとして参加した「リトル・マーメイド」の主人公アリエルを例に挙げ「アリエルは人魚です。しかし彼女は足を手に入れ歩くようになり、人間の男性と恋に落ちる。あり得ないことですが、そこが魅力です。不可能なことも可能だと信じて描くことが大切なんです」と述べた。
本作ではフェイフェイが伝説を証明するため自らの手で宇宙船を作り月へ向かうさまが描かれる。「初めに話を聞いたときは、あまりにも夢物語すぎて難しいのではと思ったんです」と本作との出会いを振り返るキーンは「しかし同時に、不可能なことはないとも思いました」と説明。そして「フェイフェイが月の光に照らされたようなイメージが湧き、この作品の監督をしなければならないと悟ったんです」と監督を引き受けた理由に言及した。また「監督を務めることになってから数年間、毎日、毎秒、常にこの物語と関わりながら過ごしました。これまで培ったあらゆる手段を使って本作を完成させたんです」と口にしている。
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キャラクターの存在を心から信じる…「フェイフェイと月の冒険」監督のコメント到着(コメントあり) https://t.co/K6JDTT2LIH