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イーピャオ原案による
少年ジャンプ+の創刊作品の1つとして、2014年9月から2017年3月に連載されたマンガ「とんかつDJアゲ太郎」。2015年からはMEN'S NON-NOで番外編「とんかつDJアゲ太郎 B面~ファッショニスタへの道~」の連載がスタートしたほか、2016年にはアニメ化もされた。
当時の状況について村越は「元々『アゲ太郎』は少年ジャンプ+創刊時の新連載ラインナップの中の一作でした。ローンチ直後から『とんかつ屋とDJは同じ』というフックがWEB上で話題になり、想像もしていなかったスピードで拡散されたのを覚えています」と振り返る。さらに同作が話題を集めていった理由を「人気の入り口はそういったトンデモ理論だったのですが、作品を支えていただいたのは、音楽業界・音楽好きの皆さんだったように思います。作者のお二人はとにかく取材が丁寧で真摯。『渋谷のクラブ』という、人によってはとっつきにくい舞台も、きちんと取材をすると音楽愛に溢れた方々が盛り上げ、支えあう、爽やかな熱量があるシーンがありました。そういったシーンに対する作者お二人のリスペクトが、情に厚く真っすぐなアゲ太郎というキャラクターに乗り移り、音楽好きな皆さんに受け入れられたのではないかと思います」と話した。
また完成した実写映画について、村越は「見所は、仲間とのシーンと、家族とのシーンです。漫画と実写映画では当然表現や演出が変わりますが、おバカで熱い、愛すべきキャラクターが、仲間と家族に支えられながらカラっと青春を駆け抜ける、作品の根幹は変わらず描いていただけたと思います。是非、普段から音楽や食事を一緒に楽しむような、友達やご家族と観ていただきたいです!」とコメント。このたび到着した新場面写真にはアゲ太郎に加え、
なお原案のイーピャオは、映画の感想を「アガった~!!! ウマいとんかつを食べて『ウマい』と言わずにいられないように…試写中、声出して笑っちゃった回数は数知れず! とんかつ×DJの二刀流青春譚を、漫画では出し得なかった映像表現でカラッとアゲた特ロース級エンタメ! 日本の夏をアゲるのは、この一作から!」と述べる。そしてマンガ担当の小山ゆうじろうも「観終わった後、『とんかつが食べたくなって、クラブに行って踊りたくなった!』なんて、バカっぽいマンガみたいな感想が思わずこぼれる映画でした。こんな映画が観れる日が来るのを待ってた!!!」とコメントした。
「とんかつDJアゲ太郎」は10月30日より全国ロードショー。
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「とんかつDJアゲ太郎」原作の担当編集者が語る「入り口はトンデモ理論だったが…」(コメントあり) https://t.co/FbgcHRDCXX