ホアキン・フェニックス、リドリー・スコット監督作でナポレオン演じる

「ジョーカー」のホアキン・フェニックスが、リドリー・スコットの監督作「Kitbag（原題）」でナポレオン・ボナパルト役を務めると、IndieWireなどが報じた。

「Kitbag」は、フランスの革命家でありのちに皇帝となったナポレオンの出自や、つかの間の王座、そして妻ジョゼフィーヌとの不安定な関係について描くもの。彼が参加した有名な戦いや飽くなき野心、軍事指導者としての先進性などを映し出す。フェニックスとスコットがタッグを組むのは2000年製作の「グラディエーター」以来。脚本は、スコットの「ゲティ家の身代金」も手がけたデヴィッド・スカルパが担当する。

なおスコットは、マット・デイモン、ベン・アフレック、アダム・ドライバー、ジョディ・カマーをキャストに迎えた「The Last Duel（原題）」の撮影を終えたと見られている。その後イタリアで、マウリツィオ・グッチ暗殺事件を描くレディ・ガガ出演作を撮影したのち、「Kitbag」に着手する予定。