「
アルジェリアで1991年に始まった内戦“暗黒の10年”を背景にした本作。過激派イスラム主義勢力によって横行していた弾圧の真実が、ファッションデザイナーを夢見る大学生ネジュマの視点から描かれる。
国連が採択する国際ガールズ・デーである本日10月11日に解禁された今回の映像。ナイトクラブに繰り出すため、ネジュマがワシラと大学寮を抜け出してタクシーに乗り込むさまが収録されている。音楽がかかった車内でドレスアップを始める2人に運転手が苦言を呈するシーンや、銃を携えた男たちによる検問所が前方に見えたことで慌てるネジュマらの様子も。
17歳までアルジェリアで暮らした本作の監督
またネジュマたちが劇中でファッションショーを行うという選択をしたことにちなみ、「選択」をテーマにしたエッセイ連載企画「マイ・チョイス-わたしがした、自分らしく生きるための選択」が映画公式noteで本日始動。第1弾として小説家・柚木麻子によるエッセイ「『守りたい』の殺意」が掲載中だ。今後はジャーナリストの伊藤詩織、作家でラブピースクラブ代表の北原みのり、
「パピチャ 未来へのランウェイ」は、10月30日に東京 Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。なおタイトルの“パピチャ”は、“愉快で魅力的で常識にとらわれない自由な女性”という意味を持つアルジェリアのスラングだ。
関連記事
リナ・クードリの映画作品
リンク
映画ナタリー @eiga_natalie
寮を抜け出しナイトクラブへ…タクシーではしゃぐ主人公捉えた「パピチャ」冒頭映像(コメントあり)
https://t.co/mjxDWPDh5E
#パピチャ https://t.co/IxEQ5rLj1g