父親としての自覚を持てず、ある失態により妻と娘のいる秋田・男鹿から逃げ出した主人公・たすくが、過ちと向き合い青年から大人へ成長する姿を描いた本作。たすくを仲野が演じ、
予告編には、吉岡演じる妻ことねに「なーんにも考えてないでしょ」と突き放され、山中扮する兄・悠馬に「帰ってきてみただけなんだべ、許してもらえるかもって」と見透かされるたすくの姿や、彼が「俺が父親だよ」と絞り出すようにつぶやく様子などを収録。終盤には、なまはげに扮した彼の「泣く子はいねぇが!」という叫びが収められている。
また、本作のために主題歌「春」を提供し、劇伴も担当した
「泣く子はいねぇが」は11月20日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。スペインで開催された第68回サンセバスチャン国際映画祭コンペティション部門では最優秀撮影賞を受賞した。
折坂悠太 コメント
どうだろう。男鹿の土の中で眠る種や幼虫は、芽吹き、這い出す自らの行く末を考えるか。
ただ今を、今だと思い、うごめき、もだえているのではないだろうか。
この映画は土の中を映す。芽吹く希望を今は知らない、あいつと私。それを映す。
エンドロールの先に来る季節を想いながら、音を添えさせてもらいました。是非ご覧ください。
※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
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