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事故で視力と家族を失った女性・明香里と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を断たれた青年・塁の無償の愛を描く本作。明香里を吉高、塁を横浜が演じ、三木孝浩が監督を務めた。
「『きみのめ』特別授業in青山祭 人が人を想うとは」と題されたこの日のイベント。まずは吉高と横浜から、リモートで集まった学生29人へ質問が投げかけられた。明香里と塁の役柄にちなみ、吉高が「人に言えない秘密がある人は?」と尋ねると、1人を残してバツという結果に。「運命の出会いはあると思う?」と聞いた横浜は、約半数がマルという回答を見て、「意外にマルの人が多いですね! びっくりしました。今の人たちって達観しているイメージがあるので、そうやって思えているのはなんだかうれしいです」と述べた。
続いて、学生から「20歳のときにやっておいたほうがいいことは?」という質問が飛ぶと、吉高は飲みの場での交流が楽しかったという自身の経験を振り返り、「フットワークを軽くして、たくさんの人に刺激を受けてその才能を生かしてください」とエールを送る。また横浜は「いろんなことに挑戦して、失敗も含めて経験をする。学生ということで勉強をしたり、今の友人を大切にして大学生活を満喫してくれるといいなと思います」と語りかけた。
それぞれ「吉高さんのような大人な女性になるには?」「横浜さんみたいなかっこいい男になるには?」と尋ねられた吉高と横浜。吉高は、はにかみながら「失敗するのって怖いことじゃなくて、失敗を知らないほうが怖いこと。たくさん失敗して、自分を育んであげてください」と答え、横浜は「目標を達成するために、あきらめないで続けることは必ず自分の力になります。一緒にがんばりましょう!」と笑顔を向けた。
教師になるか就職するかで悩んでいるという学生には、吉高が「迷っているんだったら両方やっちゃえ!」と声を掛ける。横浜も同意しつつ「僕は高校3年生のとき、大学に行くか、格闘技の道に進むか、俳優になるかという3つで悩んでいて。それでお芝居をしたかったので親に相談したら『選んだ道に進めばいいよ』って言ってくれたんです。吉高さんの言うようにいろいろ迷ってどっちもやるっていうのもありですし、やりたい道に進んでほしいと思います」と真摯に回答。最後に吉高は「皆さんの夢や不安、希望を画面越しにたくさん感じることができました」と、横浜は「僕も歳が近い分、皆さんと話をするのが楽しかったですし、相談などを聞いていろいろと考えることがあったので勉強になりました」と感想を伝え、講義を終えた。
「きみの瞳が問いかけている」は10月23日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
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「きみのめ」吉高由里子が学生たちとQ&A、横浜流星は高3の進路選択を振り返る - 映画ナタリー
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