主人公を突き動かすものは?「エマ、愛の罠」パブロ・ララインのコメント到着

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本日10月2日に公開された「エマ、愛の罠」で監督を務めたパブロ・ララインのコメントが公開された。

「エマ、愛の罠」ポスタービジュアル

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本作は、「NO ノー」「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」で知られるララインの新作。ある事件をきっかけに心の拠り所を失ったダンサーのエマが、周囲の人物を次々と虜にしていくさまを描く。

「エマ、愛の罠」

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強靱な意志と激しい情熱を持ち、目的のためには手段を選ばない大胆なエマ。そんな彼女について、ララインは「エマは火のような存在で危険なんだ。まるで太陽のように彼女は人を惹き付け、優しく照らしてくれるけど、近付きすぎると燃えるように熱くやけどをしてしまう。近付きたいと思うのと同時に遠く離れたいとも感じる女性なんだ」と語る。「徹底した個人主義で、自分が何を望んでいるかを明確に知り、周りの人々を巻き込んで自分の運命を変えることができます。母親になりたい、家族を持ちたいと思っていて、おそらくエマをもっとも強く突き動かしているものは愛でしょう」と述べた。

「エマ、愛の罠」

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また、ララインは本作に3種類のエンディングを用意していたことを明かす。「チリは保守的だし、多くはカトリック教徒。けれど家族っていうのはいろいろな形があってもいいわけで。アジアでもヨーロッパでも、いろんなところでいろんな家族の形が存在しているのに、それが表に出てこない。みんな理想の家族を追おうとして苦しむ。家族の可能性をどのエンディングがもっとも打ち出せるのか、一番愛があるのかという点から考えて、劇中の結末を採用したんだ」と語っている。

「エマ、愛の罠」は東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー。

※「エマ、愛の罠」はR15+指定作品

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(c)Fabula, Santiago de Chile, 2019

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