1冊の本で人生が色づく、ダイアン・キートン出演作「ブッククラブ」公開

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ダイアン・キートンジェーン・フォンダキャンディス・バーゲンメアリー・スティーンバージェンが共演した「Book Club」が、「また、あなたとブッククラブで」の邦題で公開決定。ポスタービジュアルも到着した。

「また、あなたとブッククラブで」ポスタービジュアル

「また、あなたとブッククラブで」ポスタービジュアル

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同じ本を読んだあとに集まり、感想を語り合う“ブッククラブ”を恒例の楽しみにしている友人4人を描く本作。人生の終盤を迎えそれぞれに悩みを抱えた彼女たちは、ある日、イギリスのベストセラー官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」をみんなで読むことに。最初は戸惑っていた彼女たちだったが、そのスキャンダラスな文面にたちまち感化され、悩ましい日常を忘れて、気持ちも行動も大胆になっていく。

キートンが40年連れ添った夫を亡くし、喪失感から抜け出せないダイアン役で出演。複数の男性との関係を楽しんでいるハイクラスな経営者・ビビアンをフォンダ、離婚のトラウマに苦しんでいる連邦判事・シャロンをバーゲン、熟年夫婦の危機に直面するシェフのキャロルをスティーンバージェンが演じた。

監督を務めたのは本作で監督デビューを果たしたビル・ホルダーマン。ロバート・レッドフォードの製作会社で長年プロデューサーを務めてきた彼は「社会やハリウッドでは、年齢による差別がはびこっていて、ある年齢を迎えると自分の存在意義は終わったと考えるようになる。でも社会の認識なんて気にする必要はない。克服すべき唯一の障害は、自分の考えだけなんだ」と語っている。

なお、主人公の1人ダイアンの名前は、彼女を演じるキートンから取られたもの。キートンは「登場人物たちは、とっても絆が強くて、それを維持している」と説明し、「誰でも間違いなく歳を重ねることに向き合わなくてはいけないのですが、私たちには頼れる人たちがいて、そのことが、この映画ではとても重要な役割を果たしています。よくできた脚本だわ。今までで一番楽しいものでした」と振り返った。

「また、あなたとブッククラブで」は、12月18日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。

※記事初出時より、本文の一部を変更しました

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