スペシャルドラマ「教場2(仮題)」の新キャストが明らかに。
長岡弘樹の同名小説を実写化した本作は、“教場”と呼ばれる警察学校を舞台とするエンタテインメントミステリー。1月に2夜連続で放送された第1弾に引き続き、
このたび解禁されたのは、風間が教官となる200期の生徒を演じるキャスト陣。福原が自信が持てず少し浮いた存在の忍野めぐみ、矢本がたびたび遅刻をしてしまう問題児・漆原透介、杉野が真面目で実直な性格の元剣道国体選手・比嘉太偉智に起用された。また眞栄田が鑑識を目指す手先が器用な稲辺隆、岡崎が人当たりのよい性格の優等生・伊佐木陶子、戸塚が200期のムードメーカー的存在の吉村健太、高月が勝ち気な性格で負けず嫌いの堂本真矢を演じる。
木村は初共演を果たす7人について「一度お会いしただけなので、まだわからないですが、前回の生徒たちと比べ、200期のみんなは、非常に“偏差値が高そう”な印象です。その分おとなしくて、自分を含めた30人の集合体にいかにしてなじもうか、いかにして溶け込もうかとしている感じなのかなと。撮影を進めていく中で、彼らがここからどうなっていくのか楽しみです」と期待を込めて語った。
「教場2」は2021年の新春に2夜連続でオンエア。キャスト7人とプロデューサーを務めるフジテレビの渡辺恒也によるコメントも下記に掲載した。
福原遥 コメント
オファーを受けて
前回の「教場」を見て、すごく感動して、“私もこの作品に出たい”と思っていたので、出演が決まった時はとてもうれしかったです。緊張や不安はすごく感じましたが、それ以上に楽しみという感情の方が勝っていました。
「教場」第1弾について
警察官というお仕事が、あんなにも自分を追い込み、みんなで頑張って警察官を目指すという姿に、心動かされました。今回、自分がこの作品に出られるということは憧れの場所に立つようなものなので、本当に楽しみです。
「教場2(仮題)」の台本の感想
盛りだくさん! 原作の小説も読ませていただきましたが、一冊だけではなく、“あの話もこの話も全部入っている!”という印象でした。すごく豪華なお話になると思います。
ショートカットの髪型について
ドラマでここまでのショートカットでお芝居することは今までなかったです。なので、ショートカットの自分にまだ見慣れないです(笑)。帽子を被っていることが多いですが、帽子を取るたびに髪がボサボサになるので、そういったところは気を付けないといけなと心配もありますが、これから少しずつショートカットに慣れてくると思います!
所作訓練について
みんなで息を合わせて一つの目標に向かって頑張る部活のような、体育会系の現場はすごく好きです。実際にやってみると、団体行動を合わせることがこんなに難しいのだと感じています。
木村拓哉との初共演について
小さい頃からテレビでずっと見ていました。すごくエネルギッシュで、真っすぐ前に進んでいく方という印象があり、共演させていただけるのが楽しみでもあり、緊張もしています。所作訓練に来ていただいた際に“風間教官が来た!”という感じで、緊張感がありました。でも、ごあいさつさせて頂いた時にニコッと笑ってくださり、優しい方なんだなと、生徒に対する愛を感じて、“全力でついて行こう!”と思いました。
視聴者へのメッセージ
前回の「教場」がとてもすばらしくて、私も一視聴者として、すごく感動した作品なので、第1弾に恥じない、それ以上の作品になるように新しい生徒のみんなと精いっぱい撮影を頑張りたいと思うので、ぜひ「教場2」(仮)を楽しんでいただければと思います。応援よろしくお願い致します!
矢本悠馬 コメント
オファーを受けて
所作訓練について
他の現場でも訓練自体はあるんですけど、だいたいの訓練は、個人技が多いので、自分ができていればいいっていうことが多い中で、これは団体技が求められるので、全員で一体感を出してそろえていかないと行けないという作業なので、今までのモノとは比べものにならないくらい難しいです。
「教場」第1弾について
こんなに厳しい訓練をしたからあの画になっているんだというのは、現場に入って分かりました。正直、第1弾を見ていて、生徒の皆さんの動きがぴったり合っていたので、そんなに難しいことではないんだな、2、3回練習したらできるモノだと思っていました。でも実際に訓練が始まると、この厳しい訓練の上にあの緊張感ある映像になっていたんだなとわかりました。普通に一視聴者として楽しんで見てしまっていたので、もう一回見返したいですね(笑)。
「教場2(仮題)」の台本の感想
僕が演じる漆原という役は、時間の感覚が人と違っていて、事あるごとに遅刻をしてしまうという少し特殊な役なので、中江監督にいろいろ相談させていただきました。余白が多い役の分、テンションなどを話し合いの中で擦り合わせ、分からない部分を埋めていく作業から入りました。これからさらにイメージを広げ、いいキャラクターに仕上げていければと思います。
木村拓哉との初共演について
テレビでしか見たことがありませんが、プロ意識が高く、自分に妥協を許さない方だと思いますし、訓練でお会いしたときはすごく情熱のある熱い方という印象でした。所作訓練に木村さんに来ていただいたんですが、僕は木村さんに気付くまでが他の生徒より遅くて…。自分の練習の反省点を頭で振り返っていたときに、ふと見たら“知らない人いるな。刑事の服ってことは…”と思って、生徒全員の顔を見渡した瞬間に、全員の緊張感を察して、“木村さんだ!”と気付きました(笑)。
視聴者へのメッセージ
重厚な映画を映画館に行って見たような画力、鳥肌が立つような映像にきっとなるという自信は、木村さんをはじめ他のキャストさんやスタッフさんとお会いして感じていますので、翌日学校で“見てないの?”と言われる作品になると思います!
杉野遥亮 コメント
オファーを受けて
実は、この作品の出演が決まる前、「教場」第1弾に出ていた友達がいまして、“相当厳しい現場だった”という話を聞いていました。今回自分の出演が決まり、“自分がどこまでやれるのか”と、少し楽しみでもありましたが、初めて所作訓練をしたときに、打ちのめされてしまって…。厳しい現場ですが、どんどん気持ちも入ってきて楽しんでできるようになってきています。出演が決まって最初は怖い気持ちもありましたが、今はワクワクと楽しさの気持ちでいっぱいです。
「教場」第1弾について
すごく面白かったです。人の欲望や汚い部分、どう見られたいかなど、この作品は人のそういう部分が顕著に表れていて、それを一回潔白にしてくれる風間教官の愛ある指導が、見ている方々にどこか響くところがある作品だと思いました。そういう作品に参加できることをすごくうれしく思います。
「教場2(仮題)」の台本の感想
もちろん一本軸が通っているストーリーですが、それとは別にさまざまな事件が起き、驚きの連続でした。伏線もすごく張られているので、そういったところも丁寧に、視聴者の方に届くように演じていきたいです。
剣道シーンについて
風間教官と剣道をするシーンがあるのですが、僕、剣道初心者で…。木村さんは剣道の経験者とお聞きしているので、すごくいろんな方からプレッシャーをかけていただき…(笑)。今、必死に練習はしていますが、自分を追い込めるだけ追い込んで、限界まで練習しようと思っています。
木村拓哉との初共演について
先日、所作訓練で初めてお会いして、“こんなにカッコイイ人いるんだ”という印象で、すごく輝いていました。僕、オーラに敏感なんです(笑)。
視聴者へのメッセージ
クランクインする前から所作訓練など準備をさせていただき、すごくありがたい現場です。皆さんがこの作品と真剣に向き合っています。もちろんドラマを楽しんでいただきつつ、懸命に作品を作っている人たちの熱意を感じていただければと思います。それらが間違いなくストーリーに込められているので、見ていただいた方に刺激や感動を与えられる作品になると思っています。
眞栄田郷敦 コメント
オファーを受けて
ワクワクとプレッシャーが今でもすごいです。稲辺という役は自分にとってすごく大きなチャレンジになると思いました。
「教場」第1弾について
出演が決まってから拝見させていただきました。あっという間に見てしまいました。木村さんが演じられている風間教官にどんどん引き込まれていき、それと共に、生徒一人一人の細かい心情にも共感しつつ、いろいろと考えさせられました。
「教場2(仮題)」の台本の感想
第1弾と変わらず、すごく面白かったですが、読めば読むほどプレッシャーが大きくなっていきました。今の自分の実力と、稲辺という役にしっかり向き合っていきたいです。
木村拓哉との初共演について
まさにスター。風間教官を演じられている木村さんは特にすごく好きなので楽しみです。近くでいろいろと見させていただきたいですし、盗めるものはしっかり盗んでいきたいです。
視聴者へのメッセージ
間違いなく楽しんでいただける作品になる気がしています。お楽しみに。
岡崎紗絵 コメント
オファーを受けて
本当にうれしかったです。前回の「教場」は、放送の発表があったときからすごく注目していて、見るのを楽しみにしていた作品でした。第2弾となる今作に出させていただける、そしてその仲間になれるというのはすごく光栄なことだと思いました。
「教場」第1弾について
本当に面白かったです! 警察の方は正義感の塊というイメージが漠然とあったんですが、まだ警察官を目指す生徒だからということもあってか、生徒一人一人がいろんな事情を抱えていて、一人の人間なんだと思えるところがあり、そういう今まで全く知らなかった裏側を知ることができたところも面白かったです。
「教場2(仮題)」の台本の感想
前作と同様、風間教官の心眼で見られている、見透かされている感じが今作の台本からもものすごく感じましたし、風間教官の愛情もすごく感じられました。当然厳しいんですが、随所にただ厳しいだけではない愛情を台本を読んでいるだけで感じました。
役作りについて
線が細いと言われるので、筋トレはやっています。通常の訓練にプラスして自主的にトレーニングしないと追いつかないと思うので、自分でダンベルをひたすら上げたり、外出自粛の期間中も自宅で欠かさずトレーニングしていました。髪型も物心ついてからずっとロングだったんですが、この役のためにバッサリ切ったので、今の自分を見るのはすごく新鮮ですし、警察学校の生徒だという気持ちのスイッチも入りました。
木村拓哉との初共演について
私にとって、生まれた頃からのスターなので、ご一緒できるというのが本当に光栄です。木村さんと共演できる貴重な機会だと思いますので、学べるところはしっかり学んで、身のあるものにしたいと思います。また、所作訓練に見学に来ていただいたことがあって、その時は本当に気が引き締まりました。入ってこられたときから風間教官でした。視界に捉えると緊張するので、あえて見ないようにしていたんですが、真正面に来られて、“どうしよう!”と気持ちが揺らいでしまいました。
視聴者へのメッセージ
前作をご覧になった方はもうお分かりかと思いますが、絶対に面白い作品になると思います。前回を超えられるように精いっぱい頑張ります。是非ご覧いただければうれしいです。
戸塚純貴 コメント
オファーを受けて
木村さんの役どころもそうですし、どんな形で映像化するのかなと思いつつ、前作を楽しく拝見させていただきました。すごく個人的な話ですが、「教場」第1弾のプロデューサー・西坂瑞城さんが亡くなられて、以前、西坂さんの作品に出演させていただいて以来、ずっと仲良くさせていただいて、またお仕事を一緒にしたいね、という話をしていた中で、このようなことになり、西坂さんからの置き土産のような特別な思いがあり、西坂さんの熱い思いも抱き、しっかり演じたいと思っています。
所作訓練について
初日が特に大変でした。普段やらないことばかりなのと、団体行動なので、個々ができていても成功にはならないというのが一番難しいところだと思います。合わせるのが本当に大変で、スタッフさんや指導していただいている警察監修の先生から「前作と比べられるからね」とすごいプレッシャー掛けられていて…(笑)。僕自身たき付けられて熱くなれるので、いいモチベーションで臨めています。
「教場2(仮題)」の台本の感想
前半から後半にかけて、過去の話をふんだんに掘り下げていって、そこからまた新しい物語が生まれてくるので、最初から最後まで休む時間がないと思います。僕自身ドキドキしながら最後まで台本を読んでいたので、教場での“誰がいついなくなるのか”という部分など、そういったところもワクワクしながら読んでいて、前作に比べると過去のわだかまりのようなモノが色濃く描かれているので、見ている方が度肝を抜くような展開になっていくと思います。そんな中、吉村がいいスパイスになればいいなと思っています。他の生徒と比べ、盛り上げられる役だと思うので、緊張の中にある緩和として楽しんでいただきたいと思っています。
木村拓哉との初共演について
国民的スターじゃないですか! 妥協しない方というのを、すごく感じるので、生徒の訓練にもいらっしゃって、訓練が終わるまで1日ずっと見てくださったりするのは、僕らにプレッシャーを与えるためにあえてやってらっしゃることだと思っています。そういう僕らに対しても自分に対しても、プロフェッショナルとして役作りに専念する姿や姿勢をちゃんと見せてくださるのは作品に対しての自信すら感じますし、役を演じる上でとても大切なことを教えてくれている気がします。木村さんの持つ圧倒的な存在感にのまれないように怒られる覚悟でぶつかっていきたいと思っています。
視聴者へのメッセージ
厳しい訓練をしていることもあり、きっとそれぞれが熱い思いで作品に打ち込んでいます。見てくださる方の期待を絶対に裏切らない作品にできるように心がけていきたいと思いますので、楽しみにしていただければと思います!
高月彩良 コメント
オファーを受けて
一視聴者として見ていた作品でしたので、出演が決まったというお話しを頂いた時はビックリで、プレッシャーより先にうれしさがこみ上げてきました。その後、プレッシャーや緊張が募ってきましたが、憧れの作品の現場で戦えるということがすごく楽しみでした。
「教場」第1弾について
あの現場の緊張感はどうやって作り上げているんだろう?と思っていました。でも実際に現場に入ってみて納得しました。警察学校という一つの現場だけを掘り下げて作られているので、ドラマを見るというより、ドキュメンタリーを見ているような感覚になり、新鮮な気持ちで見た作品でした。
「教場2(仮題)」の台本の感想
ずっとワクワクしながら読み切りました。読んでいるうちに風間教官が立っている様子などがイメージできて、1作目の雰囲気を受け継ぐところは受け継ぎ、新しいこともたくさん詰め込まれていて、自分がこの中で演じることがプレッシャーにも感じました。
役作りについて
ジムに行って筋トレをやっていますが、実は筋トレが苦手で、運動神経もよくないのですごく不安です…。役に合わせて髪の毛も短く切り、しぐさや姿勢など、見た目から警察学校の生徒に近づけるようにしています。
所作訓練について
大変です…。「教場」第1弾を見たときから、“こんなに速い動きをどうやってやってるんだろう?”と思っていましたが、実際にやってみるとみんなで動きを合わせないといけないので、さらに難しく、すでに最大の難関ですが、みんなで力を合わせて頑張っています。
木村拓哉との初共演について
初めてお目にかかったのは所作訓練なのですが、私が知っているキラキラしていてまぶしい木村拓哉さんではなくて。その日は風間教官として、全てを見透かしているような真っすぐな目で、一つも笑顔を見せず、現場もピリッとしていました。まだ訓練段階である未完成の私たちに対して“これからの成長を期待しています”という希望を持てる言葉をいただき、真矢として私も立ち向かっていこうと決めた瞬間でもありました。
視聴者へのメッセージ
前作でみなさんが作り上げていた緊張感やクオリティーに負けないように、そして私もしっかりついて行けるように一生懸命頑張ります。自分の持っている力を精いっぱい出し、教場にすべてを懸ける思いでやりますので、楽しみにしていてください!
渡辺恒也 コメント
警察学校という知られざる密室の中で繰り広げられる、個性豊かな生徒たちの人間模様が、この「教場」という作品の大きな魅力のひとつです。今回の風間教場の生徒たちももちろん、それぞれの動機を胸に、警察官を目指す真面目で聡明な生徒たちばかりですが、心の中には人には言えない秘密や悩みを抱えて、さまざまな葛藤を持って警察学校に入校してきています。
一見、従順そうに見えても、風間や他の教官の手にも負えないくせ者ぞろいの生徒たちを演じていただく俳優陣には、すでに多くの映画・ドラマでその活躍を見せてくれている若手の実力派から、フレッシュな魅力あふれるこれからの注目株まで、まさに粒ぞろいの面々が集結しました!
彼らは皆、撮影に入る前から、警察学校という場のリアリティを極限まで高めるべく、並々ならぬ覚悟で所作訓練に挑んでいます。前作に負けない“最強”の200期を作るべく、全力で役に向き合い、“最恐”の風間教官にも逃げることなくぶつかっていってくれることでしょう。今が旬の豪華俳優陣たちが魅せる、熱く若い輝きに、視聴者の皆さんにも期待していただきたいです。
そして実は、今作の中心となる200期の生徒は、今回発表した彼らだけではありません。ストーリーのカギを握る生徒たちについては、後日改めて発表しますので、続報をお楽しみに!
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原作:長岡弘樹(小学館文庫)