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本作は吃音症が原因でいじめを受ける高校生・神戸明彦と、殺人欲求を抱えたクラスメイト・七尾光莉が殺人を犯しながら逃亡するさまを描くスプラッター青春群像劇。明彦を笠松、光莉を祷キララが演じた。
吃音症に関する役作りについては「文章で勉強した部分もたくさんありましたし、その方たちが何に悩んでいるかを参考にしました」と言い、吃音症の人に密着したドキュメンタリーも観たという笠松。「吃音症の中のどういう症状を演じるかも自分で選ぶ必要があったので、それに時間が掛かりました」と振り返った。
劇中で歌とダンスを披露した笠松は「嫌でしたよ(笑)。歌は本当に苦手なんで。嫌でしたけどいい経験というか、楽しかったです」と回想。いじめシーンの撮影が終わると、いじめっ子役のキャストから全力で謝られたというエピソードも明かした。また完成した映像を観た感想を「脚本を読んだときや撮影したときよりも、シンプルに面白かったです」「突き抜けた何かがあるんです。すごく高度なことをしているなと思うことが」と述懐。「1度観ていただきたいです。面白くなかったら、今後二度と僕の作品を観なくても大丈夫だと思うほどです」と力強くアピールした。
※「ファンファーレが鳴り響く」はR15+指定作品
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おおとも ひさし @tekuriha
「ファンファーレが鳴り響く」主演の笠松将がコメント「突き抜けた何かがある」 - 映画ナタリー
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