下北沢映画祭で行定勲の短編配信、各企画にヨーロッパ企画、今泉力哉、大橋裕之ら参加

2020年9月25日 18:00 156 2 映画ナタリー編集部

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第12回下北沢映画祭の追加情報が発表された。

左から行定勲、曽我部恵一、森直人。

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本年の下北沢映画祭は10月2日から4日にかけて、配信プラットフォーム「STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo Live Theater」と連携してオンラインで開催される。

トークイベントの様子。［拡大］

「世田谷ラブストーリー」 (c)UNIVERSAL MUSIC LLC［拡大］

行定と曽我部恵一の対談企画では、行定が手がけたショートムービー「世田谷ラブストーリー」の配信が決定。浅香航大と清野菜名が出演し、下北沢と三軒茶を舞台にした28分の作品だ。トーク前半では映画評論家の森直人を聞き手に迎えて下北沢への思いなどを語り合い、後半では屋外へ場所を移して曽我部が弾き語りのライブパフォーマンスを披露する。

「ドロステのはてで僕ら」 (c)ヨーロッパ企画／トリウッド2020［拡大］

ヨーロッパ企画による長編映画「『ドロステのはてで僕ら」のコメンタリー付き配信には、脚本を手がけた上田誠、主人公・カトウ役の土佐和成、カフェの謎めいた客イシヅカ役の本多力が参加。一度観ただけではわからない構造や撮影手法など、本編を観ながら舞台裏を振り返っていく。

左から今泉力哉、大橋裕之。［拡大］

そして初日の10月2日には下北沢映画祭のYouTubeチャンネルで、2021年公開作「街の上で」の監督・今泉力哉や共同で脚本を手がけた大橋裕之、下北沢トリウッド支配人・大槻貴宏らゲストを迎えて、オープニングプログラム「下北沢で語らう夜『映画は、いつもの街で待っている』」を生配信。最終日の10月4日にはクロージングプログラムとして、コンペティション受賞作品上映とアフタートークが「STAY HOME MINI-THEATER」で配信され、上映後にはYouTubeで監督インタビューが配信される。

オンライン上映配信券は「STAY HOME MINI-THEATER」で各プログラムの開始5分前まで販売中。

第12回下北沢映画祭

STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo Live Theater 2020年10月2日（金）～4日（日）

オープニングプログラム：下北沢で語らう夜「映画は、いつもの街で待っている」

2020年10月2日（金）20:00～22:30 下北沢映画祭YouTubeチャンネル ※無料配信
＜第1部ゲスト＞
今泉力哉 / 大橋裕之 / 會田洋平（「飲み屋えるえふる」オーナー）
＜第2部ゲスト＞
フルタジュン（劇団フルタ丸代表）/ 谷川隆次（こはぜ珈琲店長）/ 森本真一郎（下北沢MOSAiC）
＜第3部ゲスト＞
大槻貴宏（下北沢トリウッド支配人）

コンペティション

2020年10月3日（土）12:00～19:30（予定）
料金：2000円
＜上映作品＞
団塚唯我「愛をたむけるよ」
目黒大輔「覚めぬ夢などあるじゃなし」
宮崎樹里愛「形をとって」
野口高遠「SHADE」
都楳勝「蝸牛」
山村もみ夫。「ストレスフルスイング」
諫早幸作（制作代表）「curfew」
大門嵩「多日想果」
村上創紀「杭を打て」
佐藤安稀「ナイトライダー」