藤田まこと演じる刑事・安浦吉之助が活躍するドラマ「はぐれ刑事純情派」シリーズより、新たなスペシャルドラマとしてオンエアされる今作。重度の方向音痴であり、安浦に名前が似ていることから“はぐれ刑事三世”とあだ名をつけられている浦安吉之が主人公の物語だ。積み重ねた事実をもとに、立ち話でも笑顔を絶やさない一方で相手の話の矛盾を鋭く突く彼が、難攻不落な刺殺事件の真相に迫るさまを描く。
普段はとぼけて昼行燈を演じているものの、実は敏腕な男・浦安を演じた原田。本作でテレビ朝日のドラマ初主演を果たした。オファー時を振り返り「最初は、ただただ驚きました。なんと言っても『はぐれ刑事』ですから」とコメントし、「刑事はこれまでにも演じていますが、役柄として好きなんです。子どもの頃、刑事ドラマがたくさんあってよく見ていましたし、刑事を演じることは僕にとって目標のひとつでした」と喜びをにじませた。
また「僕に『はぐれ刑事純情派』の安浦刑事のような説得力があるのかどうか疑問ですが、今回は演技に渋さや重みを求められなかったので、安心しています(笑)。ぜひ『はぐれ刑事三世』をシリーズ化して、浦安の人間的な変化を演じていきたいので、応援のほどお願いします!」と意気込んでいる。
大上忠稔が脚本、
ドラマスペシャル「はぐれ刑事三世」
テレビ朝日系 2020年10月15日(木)20:00~21:48
原田泰造 コメント
出演オファーの話を聞いたときの率直な感想
最初は、ただただ驚きました。なんと言っても「はぐれ刑事」ですから。その主演のオファーをいただけたことが嬉しかったです。刑事はこれまでにも演じていますが、役柄として好きなんです。子どもの頃、刑事ドラマがたくさんあってよく見ていましたし、刑事を演じることは僕にとって目標のひとつでした。また、藤田まことさんが54歳から生涯かけて演じていた安浦刑事の奥深さ、そして俳優としての味わい深さ、心惹かれる演技に強く憧れを感じておりました。
テレビ朝日の刑事ドラマに対する印象、また本作がテレビ朝日ドラマ初主演となることへの意気込みについて
どの作品も面白いですよね。その中でも「はぐれ刑事」は別格で、特別な作品だと思います。歴史があって視聴者の皆さんにとっても印象深いでしょうし、作品の持つブランド力が強いので、「主演だから」と気負わず演じられたらと思います。
主人公の浦安吉之はどんな人物か。また役作りで大切にしているのはどんなところか
浦安は聞き込みに行っても、相手の言っていることをとことん信じようとします。そういうところで、彼の人の良さが伝わればいいな、と思っています。ただ浦安の内面にはいろんな感情があって、「実は…」という部分があります。見終わったとき、浦安の心情について「ああ、そういうことだったのか」と思ってもらえるような演技をしたいですね。
「はぐれ刑事三世」の見どころ
なぜ人が事件を起こしてしまうのか、登場人物たちの感情の動きを丁寧に描いているので、視聴者の皆さんも浦安と一緒に事件を追う気分を味わってもらえるはずです。浦安はどこか懐かしさのあるキャラクターですが、今の時代の刑事らしくスマホを見事に使いこなしています。そのギャップや、「これぞはぐれ刑事!」と言いたくなる雰囲気も楽しんでほしいです。
視聴者へメッセージ
「はぐれ刑事」ファンの皆さんによろこんで見てもらえる作品にするつもりなので、放送を楽しみに待っていてください! 僕に「はぐれ刑事純情派」の安浦刑事のような説得力があるのかどうか疑問ですが、今回は演技に渋さや重みを求められなかったので、安心しています(笑)。ぜひ「はぐれ刑事三世」をシリーズ化して、浦安の人間的な変化を演じていきたいので、応援のほどお願いします!
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泰造さんか!いいね。ノータイがいいなと思ったけど、s1sバッヂがついてるから警視庁の人か。
原田泰造がSPドラマ「はぐれ刑事三世」に主演、オファーには「ただただ驚き」(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/CcyploLRd8