これは、本日9月24日にBroccoRecordのYouTubeチャンネルで生配信されたトークイベントで発表となったもの。本作では、不正と闇が跋扈する地方都市を舞台に、恩人を自殺で失った25歳の女性・鴉丸未宇の物語が描かれる。準備していた新作がコロナ禍で白紙になってしまった入江が、クラウドファンディングを用いて製作をスタートさせた。
未宇役の福田のほか、「なにもこわいことはない」の
主演を勝ち取った福田は「自主映画の制作のことを知り、以前、入江悠監督の映画を見た時に感じた高揚感が再び身体中を駆け巡り、此処だ、と。その勢いのまま今回オーディションに応募しました」と自ら応募したことを明かし、「たくさんの方々と、全国のミニシアターでお会い出来る事を楽しみにしています!!!」と期待を語った。有名も無名も関係なく応募者を審査したという入江は「『なぜこの自主映画を一緒にやろうと思ったか』『ミニシアターを共に回れるか』を重視しました。最後は演技や表現力、そしてこの映画が求める役柄の声が聴こえてくるかで判断させていただきました」とキャスト決定への道のりを回想。吉岡、根矢、井浦のコメントは以下に掲載した。
トークイベントの生配信は引き続き本日23時頃まで開催。映画ナタリーでは追ってイベントの模様をレポートする。なお、MotionGalleryでは本作のクラウドファンディングを実施中だ。
福田沙紀 コメント
自主映画の制作のことを知り、以前、入江悠監督の映画を見た時に感じた高揚感が再び身体中を駆け巡り、此処だ、と。その勢いのまま今回オーディションに応募しました。
入江監督、キャスト・スタッフの皆さん、全国のミニシアターの皆さんの声、そして映画に対する熱い支援の声、一つ一つ積み重ねる「シュシュシュの娘」という映画作りを全力で挑み、未宇を生きたいと思います。
そしてたくさんの方々と、全国のミニシアターでお会い出来る事を楽しみにしています!!!
吉岡睦雄 コメント
先に旅立って行ったあの人がいつもこっちを見ている気がする。
僕の事なんかそんなに見んでもええのに……。
ただただ銀幕で輝く事を願っていたあの人の目。
ゴキブリみたいにしぶとく生きろ。
もっと自由に。
もっと鈍臭く。
もっと遠くへ。
恥と冷や汗をいっぱいかきながら頑張ろうと思います。
スクリーンで会える日を心から楽しみにしています。
根矢涼香 コメント
身動きが思うように取れない中でも「映画」は心を、やがて私達の足を歩かせてくれます。入江監督の作る映画にも監督ご自身の言葉にも、その力を強く感じます。いかに今まで自分が現場の熱や、映画館という場所に救われてきたかを痛感するこの数ヶ月間でした。入江組に加わり、作品と一緒に全国のミニシアターに恩返しできる日々を想像するだけでドキドキします。
皆様、劇場でお会いしましょう! 映画「シュシュシュの娘」宜しくお願い致します!
井浦新 コメント
コロナの猛威が広がり始める初期段階から、全国のミニシアターに向けた入江監督の活動する姿に、励まされ勇気をいただいたひとりとして、自主映画をつくると知った時から何がなんでも、どんな形だろうと勝手に応援するぞ!という構えでいました。
今回ありがたいことに役をいただき入江組初参加。胸が高鳴っています。この想いを持って思いっきり監督に、作品に、ぶつかってゆきたいと思います!
【シュシュシュの娘】で入江監督が掲げた3つの夢を叶えながら、一緒に走れることに歓びを感じています。そして全てが実現した先にはどんな景色が広がっているのでしょうか。
自主映画【シュシュシュの娘】完成にむけて、クラウドファンディングでの皆さまのご支援、何卒宜しくお願い致します。関わり合った皆で、その景色を見てみたいです。
入江悠 コメント
応募いただいた2500名超の方から、厳正な審査を経て出演者が決まりました。すべて私の独断です。有名も無名も関係なく、キャリアも関係なく、ただ最初は応募動機や意気込みだけを見させていただきました。そして「なぜこの自主映画を一緒にやろうと思ったか」「ミニシアターを共に回れるか」を重視しました。最後は演技や表現力、そしてこの映画が求める役柄の声が聴こえてくるかで判断させていただきました。素晴らしいキャストが揃ったと思います。このメンバーで撮影へ全力で望みます。ぜひ完成をご期待ください。
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椿原 敦一郎 @teamokuyama
入江悠「シュシュシュの娘」主演は福田沙紀!吉岡睦雄、根矢涼香、井浦新らが共演(コメントあり) https://t.co/gXgoJpt1b8