「異物」は閉塞感漂う和室にやってくる異物を中心に、人間の本質に語りかけるような要素を盛り込んだエロティック不条理コメディ。「適応」では「異物」の“あるもの”を受け継いだシュールな会話劇が展開される。本作で映画初出演を果たすグラビアアイドル・
石田は「とても緊張しましたが、私の演じたトモミの味気なく退屈な日々に刺激を求めるところに共感でき、演じながらどこか自分にも重なっているような気持ちにもなりました」とコメント。吉村は「風変わりなテーマですが、真剣だから笑えるシュールなエンターテインメント作品になっていると思います」、田中は「今回も宇賀那監督の感性が詰まってて、実際どういう風に撮影するのか予想がつかな過ぎて、撮影当日がとても楽しみでした」とそれぞれ述べている。
「異物」は2021年に劇場公開される予定。「適応」の公開時期は未定だ。なおこのたび、「異物」がOregon State International Film Fest 2020、International Shorts Film Festival、Varese International Film Festivalに入選したことも明らかになった。
石田桃香(トモミ役)コメント
今回がはじめての映画出演でとても緊張しましたが、私の演じたトモミの味気なく退屈な日々に刺激を求めるところに共感でき、演じながらどこか自分にも重なっているような気持ちにもなりました。
この感情はきっと誰もが1度は感じた事があると思うし、今この時も世界のどこかで、この作品のような事が起こっているかもしれない、そんな刺激を見逃しているかもしれないと、私自身もワクワクしたそんな作品です。皆さん是非ご覧下さい!!
吉村界人(コウダイ役)コメント
脚本を読ませて頂いた時に、
特殊な内容を演じてどう伝わるかを模索しておりました。
前作の「異物」を観て、宇賀那監督の脳内が気になってしまったのと非日常的な作品にあるシュールな表現みたいなものが昔から好きなのでトライしてみようと決めました。
今作は風変わりなテーマですが、
真剣だから笑えるシュールなエンターテインメント作品になっていると思います。
無秩序な会話劇が楽しみです。
田中真琴(ミナ役)コメント
今回の作品で二度目の宇賀那監督の作品に出させて頂いたのですが、台本を頂いた時、今回も宇賀那監督の感性が詰まってて、実際どういう風に撮影するのか予想がつかな過ぎて、撮影当日がとても楽しみでした。2回目の共演の吉村界人さんには慣れていないタバコの吸い方も客観的に見てもらったりして、楽しい現場でした。ミナとコウダイの絶妙な空気感の中にいる変な生き物の違和感を皆様にも楽しんでもらえたらなと思います。
宇賀那健一 コメント
不条理コメディである「異物」を撮影してから数カ月。変わってしまった現実の世界を目の当たりにして、どうしても続編が作りたいと思いました。いつものスタッフ、吉村界人くん、田中真琴さん、始発待ちアンダーグラウンドら馴染みのキャストとの撮影は、うんざりするような世の中で僕にとって何よりもホッとするものであったと同時に、石田桃香さん、樹智子さんというフレッシュな方々との仕事はとても刺激的でもありました。コーヒーとタバコとブルースとあいつ。お楽しみに!
椿原 敦一郎 @teamokuyama
石田桃香×吉村界人×田中真琴が出演、宇賀那健一「異物」の続編「適応」製作決定(コメントあり) https://t.co/loIt0x8HMD