加藤演じる殺し屋が銃を撃つシーンから始まる予告編には、彼のもとに次々と追手が現れる様子を収録。また
加藤は「ハードボイルド作品を日本で撮影することはハードルが高いのではないかと思いました。しかし、奈良の古い街並みは、夜になるとパリの裏道のような空気感が漂い、撮影が進むにつれて、『和製ハードボイルドが誕生する』と確信に変わりました」とコメント。冨手は「美しい街並みと恐怖のコントラストが、短編とは思えない構成に仕上がっています。ハードボイルドな加藤雅也さんは必見です!!」とアピールしている。また本作を鑑賞した映画評論家の山田宏一は「殺し屋はすばらしいし、撮影も背景もすばらしいし、何よりも演出の簡潔なスピード感に圧倒されました」と賛辞を贈った。
「決着」は、9月21日20時よりなら国際映画祭2020の特別招待作品として世界初上映。チケットはチケットペイで販売中だ。
加藤雅也 コメント
「和製ハードボイルドは古都から始まる」
監督からオファーを頂いた時、ハードボイルド作品を日本で撮影することはハードルが高いのではないかと思いました。
しかし、奈良の古い街並みは、夜になるとパリの裏道のような空気感が漂い、撮影が進むにつれて、「和製ハードボイルドが誕生する」と確信に変わりました。
その狙いは成功し、見応えがある作品に仕上がりました。
冨手麻妙 コメント
美しい街並みと恐怖のコントラストが、短編とは思えない構成に仕上がっています。
ハードボイルドな加藤雅也さんは必見です!!
このご時世ですが、ぜひ大きなスクリーンで見てほしい作品です。
上西雄大 コメント
俳優の人生には、良き作品と出会える事が最も意味のあるものだといつも感じます。
この作品に出演出来た事はまさに俳優として生きる、僕のかけがえのない喜びであります。
丁寧にワンカット毎に役者を生かす上本監督の演出に、本作品の撮影の中で感銘致しました。
また、かねてより憧れておりました根岸憲一さんの撮影にも本当に感動しました。
本作品が多くの方々にご覧頂ける事に、今大きな喜びを感じております。
尚玄 コメント
以前から上本監督のノワールに対する熱い想いをお聴きしていたので、監督のこだわりの詰まった意欲作に参加することができてとても光栄です。
ぜひこれからもハードボイルドな作品を撮り続けて、ブームの再来を起こして欲しいです。
カトウシンスケ コメント
撮影を終え、帰り道。0時をまわった高速道路は工事中で山道を迂回しました。
再び高速道路に戻る途中、2匹の鹿がこちらをじっと見つめ、見送ってくれました。
ああ、東京に戻るんだ。まだ頑張るんだ。
それまで運転を任せてしばし眠ろうか。僕にとってはそんな「決着」でした。
秋本奈緒美 コメント
青白い炎の様な、硬く冷たく静かに燃える映画です。
古都奈良は何処か異世界で、この物語を形作っています。
その中で存在しながら、自分の生きる意味を探し続けました。
まだきっと序章に過ぎないのでしょう。それぞれの人生をもっと知りたくなりました。
みなさま是非、お楽しみくださいませ。
上本聡 コメント
10代の頃から、ジャン=ピエール・メルヴィル、ジャック・ベッケル、そしてジョゼ・ジョヴァンニなどの名匠たちによる、フランスの暗黒街を描いた映画を数多く観てきました。
人生の無常と虚しさを知りながらも自らの命を燃焼させようとする、それらの作品の登場人物たちに、限りない憧憬と共感を覚えながら「いつかこういう作品を自分で創りたい」と思い続けてきました。
今回、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんが熱い思いで力を貸してくださったおかげで、この作品を完成させることができました。
是非この機会に、一人でも多くの方にこの作品を観ていただけたら嬉しいです。
山田宏一 コメント
殺し屋はすばらしいし、撮影も背景もすばらしいし、何よりも演出の簡潔なスピード感に圧倒されました。
映画ナタリー @eiga_natalie
殺し屋・加藤雅也が命狙われる…「決着」予告公開、冨手麻妙ら出演者のコメントも
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