「東京バタフライ」水石亜飛夢が共演者に感謝、「お兄さん、お姉さんに支えられた」

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東京バタフライ」の公開記念イベントが9月3日に東京・吉祥寺SHUFFLEで開催され、キャストの白波多カミン水石亜飛夢小林竜樹黒住尚生、監督の佐近圭太郎が出席した。

「東京バタフライ」公開記念イベントの様子。左から佐近圭太郎、小林竜樹、白波多カミン、水石亜飛夢、黒住尚生。

「東京バタフライ」公開記念イベントの様子。左から佐近圭太郎、小林竜樹、白波多カミン、水石亜飛夢、黒住尚生。

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「東京バタフライ」ポスタービジュアル

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本作は、かつてメジャーデビュー寸前まで行くほどの人気を集めながら、解散した大学生バンドSCOREのメンバーたちが6年後に再会するさまを描く物語。シンガー・ソングライターとして活動しており、本作で長編映画に初主演した白波多は「自分と安曇がどんどん重なっていって。自分がどっちだったかなと思うくらいにリンクする瞬間もありました」と自身が演じたキャラクターを振り返る。ギタリスト・仁役の水石は主要キャストの中では最年少だったそうで「裏ではお兄さん、お姉さんに支えていただきながらも、お芝居としては仁の熱さと厚さを出せるようにがんばりました」と語った。

ベーシスト・修役の小林は「役を作るというよりは自分の中にあったものを佐近監督が切り取ってくれたという感じでした」と、ドラマー・稔役の黒住は「稔は自分が何をしたいかというよりも、自分の場所を守りたいキャラクター。人との関係性を壊したくないというのを大事にしました」と撮影時を懐かしむ。キャスト陣の言葉を受けて、佐近は「僕の中ではサクセスストーリーを作るつもりはなかった。それよりも夢破れた先の人生に興味があって。そういう人を描きたいと思いました」と本作のテーマを明かす。

「自分たちの夢にどう向き合うのか」というテーマを持つ本作にちなみ、それぞれの夢や踏み出したいことを尋ねられた白波多は「新しい自分に会えたらうれしいし、新しい景色が見られたらうれしい。これからもお芝居はどんどんしたいなと思いました。ぜひどなたかお願いします」と俳優活動への意欲をのぞかせる。同じ質問に水石は「僕の名前はアジア(亜)を飛ぶ夢という由来があるんですが、その名前をまっとうできるような俳優になりたいと思っています。身近な目標としては、新人俳優賞を獲ることができるような実力を持てるようになりたい。そこから日本とほかの国を結べるような俳優になれたら」と力強くコメントした。

「東京バタフライ」は、9月11日より東京・UPLINK吉祥寺ほか全国で順次公開。

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(c)2020 WIT STUDIO/Tokyo New Cinema

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ryuzo hanashiro @ryuzo_hanashiro

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