一度は公開中止！人間狩り描く「ザ・ハント」10月公開、製作はブラムハウス

「ゲット・アウト」「アス」のジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズが製作した「ザ・ハント」が、10月30日に公開決定。あわせて予告編とポスタービジュアルが到着した。

人が人を獲物として行う“人間狩り”を題材にした本作。広大な森の中で目覚めた12人の男女は、状況が飲み込めないまま、何者かに襲撃される。やがて彼らは、セレブが娯楽目的で一般市民を狩る「人間狩り計画」の陰謀に気付くのだった。残酷な描写やその内容から、アメリカで起こった銃乱射事件もきっかけとなり、米大統領ドナルド・トランプが本作を批判。一度は全米での公開が白紙となり、日本でも2月26日の公開を中止にした経緯があったが、このたび公開の運びとなった。

監督は「死の谷間」のクレイグ・ゾベル。Netflixドラマ「Away －遠く離れて－」のヒラリー・スワンク、「僕のワンダフル・ジャーニー」のベティ・ギルピン、ジュリア・ロバーツの姪で「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」などに出演したエマ・ロバーツがキャストに名を連ねた。予告編には、プライベートジェットで優雅に過ごす乗客たちが男に襲われるさまや、木箱から武器を取り出す男女たちの姿、ギルピン演じるクリスタルが銃で敵を倒していく様子などが収められている。

「ザ・ハント」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

※「ザ・ハント」はR15+指定作品