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松本花奈が監督を務めた本作は、「観たら今すぐキスしたくなる」をテーマに、“キス映画の限界に挑戦する”ロマンティックコメディ。内気な主人公・橋口海が、キスによって恋人たちのよりを戻すという奇妙な会社「恋愛コンサル」への出向を命じられ、次第に前向きになっていくさまが描かれる。葉山が海、堀田が海の恋人サヤを演じた。
イベントは井上の歌唱パフォーマンスからスタート。歌が終わるとキャストが舞台にそろった。当初4月3日の封切りを予定していた本作について葉山は、「今年中に公開できるのかなと思っていたんですが、わりとすぐに公開できてよかったです」と安堵の表情を見せる。続く堀田も「いつになるんだろうと本当にハラハラしました。でもこの映画は本当にさわやかな作品なので、秋に近付いた今の季節にちょうどよかったなと前向きな気持ちです!」と笑顔をこぼした。
現場でのそれぞれの印象について質問が飛ぶと、葉山は「堀田さんはいい匂いがして、撮影でリラックスできました」と笑いながら回想。「臭いイメージがなくてよかった!」と冗談を言った堀田は、「現場に若い世代が多かった中、葉山さんは男気があって引っ張ってくれる感じ。頼りがいがありました」と座長としての姿勢をたたえる。また、葉山が高校の同級生だと明かしたのは八木。「高校の頃は話したことはなかったんですけど、友達がたくさんいる人気者という印象でした」と話した。
本作への出演も果たした井上は、「自分が出たシーンは“キスキスキス”なシーンだったので、変な空間だなと思いながら歌ってました(笑)」と撮影を振り返る。50人ほどのエキストラがキスするというそのシーンに、葉山が「『どういうこと!?』って思いました」と笑顔で同意する一幕も。
葉山と堀田が挑戦した“逆床ドン”シーンに話が及ぶと、堀田は「男性の大変さがわかりました。気持ちの面でも引っ張っていかないといけないし」と苦労を垣間見せた。さらに「この作品はキスが見どころなので、あのシーンを撮るにあたって監督と葉山さんときれいなキスの見え方を研究しました」と述べると、葉山が「監督から『長くキスしてほしい』って言われて。そこが難しかったですね」と続ける。そして堀田は「この映画の洗礼を受けましたね!」と振り返った。
最後は葉山がマイクを握って挨拶。「キスしたくなる作品です。ぜひ劇場で観ていただけたら。今はなかなかキスできない状況かなと思いますが……家に帰って身内の人とキスしていただけたらと思います!」と話し、会場に笑いを起こした。なお今回のイベントでは松本とキャストの塚本高史の挨拶もVTRで流された。
「キスカム!~COME ON,KISS ME AGAIN!~」は9月4日に東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。
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