「トップガン」音響制作者、ジェット機音にライオンや猿の声重ねた秘話明かす

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ドキュメンタリー「ようこそ映画音響の世界へ」の本編一部映像が、YouTubeで公開された。

「ようこそ映画音響の世界へ」

「ようこそ映画音響の世界へ」

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「ようこそ映画音響の世界へ」ポスタービジュアル

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登場人物の声はもちろん、環境音や効果音、音楽など、映画における“音”のすべてを指す映画音響にフォーカスした本作。数々の名作を引用しながら、知られざる映画音響の歴史を紹介し、音が映画にもたらす効果や重要性に迫る。

「ようこそ映画音響の世界へ」

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このたび公開されたのは、トム・クルーズ主演「トップガン」の音響制作の裏側に迫る本編映像。同作の音響制作を担当したのは、女性スタッフがまだ少なかった1980年代から「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズ・コップ」などで活躍していたセス・ホールだ。彼女はリアルさを求めてジェット機の音を録音したこと、しかし本物の音は想像以上に退屈だったことを明かす。そして結果として、ライオンや虎の咆哮、猿の鳴き声を重ねることで迫力を出したと回想。またホールは、スタジオの重役に「音は重要じゃない」と言われ解雇された経験や、その後アカデミー賞音響効果部門にノミネートされ努力が報われたことも振り返っている。

ミッジ・コスティンの監督作「ようこそ映画音響の世界へ」は、8月28日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。

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(c)2019 Ain't Heard Nothin' Yet Corp.All Rights Reserved.

読者の反応

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浦嶋嶺至|憂恋の花@AmazonPrime配信中 @urashima41

「トップガン」音響制作者、ジェット機音にライオンや猿の声重ねた秘話明かす

学生時に自主映画作ってた頃からそう思ってたけど、実際の音を録音して画に乗せても「らしく」聞こえないんだよね。実音よりも「らしい音」のほうがリアルに感じるし。
https://t.co/iUGYA6IcyN

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