今泉力哉が絶賛、男女3人の揺れ動く関係描く「旅愁」10月公開

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第20回TAMA NEW WAVEでグランプリと男優賞の2冠に輝いた「旅愁」が、10月より東京のシアター・イメージフォーラムほかで公開される。

「旅愁」ポスタービジュアル

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「旅愁」

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本作は、1992年生まれの呉沁遥(ゴ・シンヨウ)による初長編作品。東京で民泊を営む李風は、近所で個展を開いていた画家の王洋と出会う。2人は同居生活を始めるが、季節が過ぎたある日、王洋のかつての恋人が来日し平穏だったはずの生活に変化が訪れる。

「旅愁」

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リアルな空気感を生み出すため、メインキャスト3名には演技経験の無い男女を起用。李風を朱賀、王洋を王一博、王洋のかつての恋人を呉味子が演じている。2017年に来日した呉沁遥は、立教大学大学院で映像身体学を専攻し、万田邦敏の師事のもと本作を完成させた。

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劇場公開にあたり、TAMA NEW WAVEで審査員を務めた今泉力哉からコメントが到着。今泉は「泣いた。自分でもずっと考えていた“他者を好きになれる人”と“他者を好きになれない人”の埋まらない溝について。その描写があまりにも素晴らしかった。久々に3人の話を自分も描きたくなった」と称賛している。また、呉沁遥は「20代の若者の孤独と自由、真摯な感情や自己と他者に対する迷い、内省といった側面を追い求めました。青春の痛みと喜びを感じていただければ嬉しいです」とメッセージを送った。

呉沁遥 コメント

日本での公開決定に感謝申し上げます。
「旅愁」は、日本を舞台に中国人の男女三人を描いた物語です。私にとって初めての長編映画で、メインキャストは当時演技経験がありませんでしたが、自分が魅力的だと思う方々に声を掛け、参加していただきました。スタッフも、日本に滞在している中国人の方々が中心です。テーマとして、20代の若者の孤独と自由、真摯な感情や自己と他者に対する迷い、内省といった側面を追い求めました。青春の痛みと喜びを感じていただければ嬉しいです。是非、多くの方々に届くことを願っています。

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(c)旅愁 WUQINYAO2019

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子犬のピンチヒッター(KKO) @humrock

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