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イタリアマフィアの内部抗争が激化した1980年代初頭を舞台とする本作。犯罪組織コーザ・ノストラに忠誠を誓ったにもかかわらず“血の掟”を破ったトンマーゾ・ブシェッタが、組織の罪を次々と告白していく。
ベロッキオはブシェッタの人物像を「英雄ではない。だが視点を変えれば彼は卑劣な男でもないし、厄介者でもない」と分析。また劇中でも登場する裁判について「マフィアの歴史を物語る唯一の審判だったと言ってもいい」と述べる。またブシェッタを演じたファヴィーノは、ポルトガル語やシチリア弁、武器の扱い方を学んだことを回想。「自らを語らない男で、生きた痕跡を探すのが大変だったよ」と役作りを振り返った。
「シチリアーノ 裏切りの美学」は8月28日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマほか全国で公開。
※「シチリアーノ 裏切りの美学」はR15+指定作品
マルコ・ベロッキオの映画作品
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Naoya Sakagawa @sakagan
マルコ・ベロッキオが“血の掟”破った男を語る「シチリアーノ」インタビュー映像
「「シチリアーノ 裏切りの美学」の監督マルコ・ベロッキオと、主演俳優ピエルフランチェスコ・ファヴィーノのインタビュー映像がYouTubeで公開された。」
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