木村佳乃×吉田羊×仲里依紗が“恋する母たち”に、柴門ふみのマンガをドラマ化

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木村佳乃が主演する連続ドラマ「恋する母たち」が10月にTBS系でスタートする。

左から仲里依紗、木村佳乃、吉田羊。

左から仲里依紗、木村佳乃、吉田羊。

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マンガ「恋する母たち」1巻書影

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マンガ「恋する母たち」より。

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柴門ふみのマンガを原作に、迷える母たちの恋愛と友情を描く本ドラマ。ぎりぎりで平穏を保っている彼女たちの心の隙間に入り込んだ、夫とは別の男性との恋愛模様を追う。脚本は「大恋愛~僕を忘れる君と」の大石静、演出は「恋はつづくよどこまでも」の福田亮介が担当する。

木村は主人公・石渡杏役で出演。旅行代理店で働く夫と息子の3人で何不自由ない生活を送っていたが、ある日突然夫が失踪したことで彼女の生活は一変してしまう。その後息子をシングルマザーとして育て、有名進学高校に入学させるという役どころだ。なお木村は「嫁はミツボシ。」以来19年ぶりに、TBSの連続ドラマで主演を務めることとなった。

吉田羊が、杏と同じく名門校に通う息子を持つ林優子役で参加。売れない小説家の夫と、高校生の息子を養うキャリアウーマンだ。順風満帆な家庭に見えるが、息子が長らく引きこもり生活をしていることに悩んでいる。同じく名門校に通う長男を持ち、3児の母である蒲原まりを演じるのは仲里依紗。夫は法律事務所の代表でセレブ暮らしを送っているが、彼の不倫を問い詰めることができずにいる。

木村は「実は私、この漫画のいちファンとして読んでおりました。まさかその中の1人を自分が演じる事になろうとは…! 精一杯、恋する母を演じます」とコメントし、吉田は「こうあるべきという各枠の中で、迷い、もがき、覚醒してゆく彼女たちですが、その根底には、『必要とされる喜び』というピュアさがある気がしてなりません」とつづった。仲は「今回演じる蒲原まりは、天真爛漫に見えて、すごく考えている人なので、そのあたりをきちんと演じていきたいと思います」と意気込んでいる。柴門、大石、チーフプロデューサーの磯山晶のコメントは以下の通り。

「恋する母たち」は毎週金曜22時よりオンエア。

金曜ドラマ「恋する母たち」

TBS系 2020年10月スタート 毎週金曜 22:00~22:54

木村佳乃 コメント

同じ高校に通う息子を持つ3人の母の恋物語。
果たして母は恋をして良いのか?
母になったら、女ではないのか?
恋心が理性に打ち勝つ瞬間。
そんな難題に立ち向かう事になりました。

実は私、この漫画のいちファンとして読んでおりました。
まさかその中の1人を自分が演じる事になろうとは…!
精一杯、恋する母を演じます。
どうぞ宜しくお願い致します。

吉田羊 コメント

若い頃、柴門ふみさんが描く「楽しいだけじゃない、リアルな恋」に幾度となく鍛えられてきました。しかし今回の主人公は「母」。全てを投げ打って恋人の元へなんて簡単には出来ません。なのに彼女たちは、逆風吹き荒れる荒波に、本能で、船を漕ぎ出すのです。
「妻・母・嫁」──。結婚した彼女たちには沢山の役割があります。私が演じる優子さんには、加えて仕事も。こうあるべきという各枠の中で、迷い、もがき、覚醒してゆく彼女たちですが、その根底には、「必要とされる喜び」というピュアさがある気がしてなりません。皆様に共感していただけるよう、丁寧に精一杯演じさせていただきます。

仲里依紗 コメント

TBSのドラマに出演させていただくのは、「あなたのことはそれほど」以来となります。
そのときとは180°違う役柄なので、今からとても楽しみです。
今回演じる蒲原まりは、天真爛漫に見えて、すごく考えている人なので、そのあたりをきちんと演じていきたいと思います。

柴門ふみ コメント

境遇も性格も異なった3人の女性が共通の悩み事を通じて出会ってしまうという設定は「想い出づくり」からヒントを得、複数の同時進行の恋愛で引っ張って行くスタイルは「金曜日の妻たちへ」で学びました。なので今回のTBSドラマ化に、奇縁というよりむしろ必然を感じます。連載当初からドラマ化のお話をいただき、何年もかけてキャスティングのご提案を受けました。その結果、これ以上望むべくもない原作のイメージ通りの配役をしていただけました。美貌と演技力を兼ね備えた女優さんたちでワクワクします。脚本は大石静さんですから、これはもう間違いありません。この秋は“金曜日の恋する母たち”を、イチ視聴者として楽しみたいです。

大石静 コメント

3人のヒロインは、ひとつの価値観に苛まれています。それは、母たる者は子育てを生きがいとし、人生の第一義としなければならないという価値観です。しかし、人生の盛りを生きるヒロイン達は、新しい出会いをも本能的に求めており、その想いを押し殺して生きることの残酷さも知っています。
現実の世の中は、婚外の恋を糾弾する風が、恐ろしいほど吹き荒れていますが、いいとか悪いとかの前に、“恋”は命を息づかせてしまうもので、抗いがたい魅力で人を翻弄します。それは母であっても妻であっても同じです。
視聴者の皆様には、こういう時だからこそ、ドラマの中で夢を見ていただきたいと願って、このドラマを書き始めました。現実の中ではなくドラマの中で、迷い、揺れ、震えて下さい。
リアルと夢が、絶妙に交錯する柴門ふみさんの原作の持ち味を、精一杯生かす脚本にしたいと思っています。ぜひご覧下さいませ。

磯山晶 コメント

柴門ふみさんの「恋する母たち」の連載初回を読んですぐに、ドラマ化したいと申し込みに行きました。本当にキャッチーなタイトル、魅力的な登場人物たち…激しい争奪戦を勝ち抜いて、こうして映像化できることになり、とてもうれしいです。そして、これを最高の脚本にしてくださるのは大石さんしかいない、と思ってお願いしました。さらに木村佳乃さんをはじめとする本当に素敵なキャストに集まっていただき、この秋必見のラブストーリーを制作する準備が整いました。実生活での不倫は絶対ダメ!ですが、このドラマを見て、ドキドキする感情を心おきなく発散していただきたいです。登場人物の誰かにきっと共感していただける新しいドラマになると思います。キャスト・スタッフ一同、誠意を込めて制作していきますので、よろしくお願いいたします。

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(c)TBS

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