本作では、幼なじみのマティアスとマキシムが偶然のキスをきっかけに互いへの秘めていた気持ちに気付き、友情と恋心に揺れ動く様子が描かれる。
本作では、ドランの実際の友人たちがマティアスとマキシムの友人役で出演した。ドランは「僕はこれまで友達、仲間をメインにした映画を作ったことがなかったし、それなりに友達はいたけど、彼らのような仲間はいなかった」と話し、友情をテーマにした本作を友人たちと撮影した理由について「20代後半になって仲間ができて、それは映画よりも仕事よりも何よりも大きな僕の目標となった。そして彼らが僕の人生とライフスタイルを変えた。それとともに、僕は彼らにアイデンティティとセクシャリティに関して自問してほしいと思った。自分自身を探って見つけようとするのが20代前半ならば、20代後半になれば自分自身のことをもっと理解できているはずだから。強く同性に惹かれたとき、どうするか、ということを」と述べている。
制作にあたって影響を受けた作品として、「
「マティアス&マキシム」は9月25日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
グザヴィエ・ドランの映画作品
関連商品
映画ナタリー @eiga_natalie
ドランが友情描いた監督作「マティアス&マキシム」語る、メイキング写真も到着(コメントあり)
https://t.co/wo66NWVAIy
#グザヴィエ・ドラン #マティアスアンドマキシム https://t.co/nv2Ye6dG2g