「
第2次世界大戦末期、住民を巻き込んだ激しい地上戦として20万人以上の戦死者を出した沖縄戦。本作では体験者や専門家の証言を中心に、米軍が撮影した当時の映像を交えて当時を振り返る。
3年間で8回にわたり沖縄で取材した太田。さまざまな立場の人たちに話を聞いていく中で「現実の悲しさは、机の上で作家が考えるどころではない」と感じ、沖縄戦における集団自決の取材では、あまりに圧倒的で質問できなくなったという。
また沖縄で行われた試写には1000人が来場し、「この映画を作ってくださってありがとうございます。沖縄のことって本土に伝わらないんです」と感謝されたと述懐。「完成して終わりでなく、全国に届けて初めて意味がある作品」だと本作の意義を語っている。
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」は東京・K's cinemaほか全国で上映中。
太田隆文の映画作品
リンク
laulau @laulauwalea
「ドキュメンタリー沖縄戦」監督・太田隆文が語る、沖縄の悲しみを全国に伝える意義 - 映画ナタリー https://t.co/OiQMvKSnrr