「カッコーの巣の上で」の看護師長はなぜ“怪物”になったのか？前日譚ドラマ配信

Netflixオリジナルシリーズ「ラチェッド」が、9月18日から配信される。このたびYouTubeで予告編が公開された。

本作は映画「カッコーの巣の上で」に登場した精神科病院の冷徹な看護師長・ラチェッドが主人公のサスペンススリラー。普通の看護師だった彼女がなぜモンスターに変化してしまったのかを描き出す。ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」や「オーシャンズ8」「バード・ボックス」のサラ・ポールソンがラチェッドを演じ、シャロン・ストーン、シンシア・ニクソン、ジュディ・デイヴィスも出演。「アメリカン・ホラー・ストーリー」のライアン・マーフィーがショーランナーと製作総指揮を担当した。同じく製作総指揮には、「カッコーの巣の上で」の製作にも携わり、俳優として「アントマン」シリーズにも出演したマイケル・ダグラスが名を連ねている。

このたび公開された予告編は、1947年、看護師のラチェッドが北カリフォルニアにある最先端の精神病院へやってくる場面からスタート。上品ないでたちの彼女が、質問してきた男性に対し粘着質に突っかかる姿や、食器に謎の液体を混入させる様子、自分の桃を勝手に食べた相手を脅すようなシーンも収められた。

マーフィーは、ポールソンに対する信頼を「主演を演じるのにふさわしいと確信していた」と明かしている。そしてポールソン本人は「ラチェッドを深く掘り下げて演じる機会を得た私は、なぜ彼女はこれほど冷酷なのか、どうして孤立しているのかを理解しようとしました」と役作りについて語った。