本作はクォン・サンウが孤高の天才囲碁棋士グィスを演じたバイオレンスノワール。天涯孤独の身であるグィスは、最愛の姉を死に追いやった悪魔のような最強棋士ファン・ドギョンへの復讐を果たすため、人生のすべてをかけた大決戦に身を投じる。
解禁となった本編映像は、天井から逆さ吊りになったグィスが、床に書かれた碁盤に手を伸ばし、黙々と囲碁と肉体の鍛錬に励む場面だ。3カ月以上のトレーニングを行い、6kgを超える増量で体脂肪を9%近くまで絞ったクォン・サンウ。現場スタッフが「腹筋の割れ方が碁盤だ」と驚いたという肉体美を披露している。
さらに本作を鑑賞した著名人より感想コメントが到着。イラストレーターの
「鬼手」は8月7日より、東京・シネマート新宿ほか全国で順次ロードショー。
みうらじゅん コメント
その男、阿修羅となる─のキャッチコピーで僕にコメント依頼があったのだろうか?
それはそれはハードな戦いの連続。スポ根ならぬ囲碁根の世界。ヒーローの顔が奈良・興福寺の阿修羅像(向って左の顔)に少し似ている気がするが、どうか?
片桐仁 コメント
スゴく悪い人が、これでもか!と登場するけど、何故かみんな囲碁はちゃんとやる。
そこはイカサマしない。そんな静と動。
芝野龍之介(囲碁棋士)コメント
主人公のグィスは、負の感情をモチベーションに囲碁の実力を伸ばしていきます。私もそのようなことは往々にしてあったため、感情移入できました。グィスの暗い過去とダークな復讐心から繰り広げられる心理描写は必見です!
星合志保(囲碁棋士)コメント
多くは語らず、結果でみせる主人公グィス。ひとつの目的を達成させるための凄まじい鍛錬と強い信念。碁に命を懸けた者たちの強さ。同じ碁打ちとして憧れないわけがない。
木部夏生(囲碁棋士)
「こんなことになるとはな」
ただただ圧倒された106分でした。囲碁にこんな魅せ方があったとは。碁石って武器になるんですね。観終わったとき、彼はいったいこの復讐劇を何手先まで読めていたのか、と考えてゾッとしました。
主人公グィスの激闘譜、ぜひ劇場でご観戦ください。
稲葉かりん(囲碁棋士)コメント
まずは、全編を通して圧倒されました。囲碁というと動きのない競技なので映画を観ている人は退屈するのではと思ってました。それが、修行シーンでは、プロ棋士だとつい詰碁、棋譜並べとなりがちですが、予想を超えた展開になり、そこに賭け碁に格闘と、ハラハラしっばなしでラストまで突っ走るパワーある映画でした。
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佐藤健太郎 @KentaroSato
いろいろ想像を超えた映画が現れた。「天井から逆さ吊りになったグィスが、床に書かれた碁盤に手を伸ばし、黙々と囲碁と肉体の鍛錬に励む」
驚異の肉体美!クォン・サンウ「鬼手」本編映像、プロ囲碁棋士から絶賛コメントも到着 https://t.co/QjFJz1TJyu