ドキュメンタリー番組「磔磔(たくたく)というライブハウスの話」が、8月7日26時55分からフジテレビで放送される。
「磔磔(たくたく)というライブハウスの話」は京都で47年間にわたり営業を続けてきたライブハウス「磔磔」にスポットを当てたドキュメント作品。同番組は店主の水島博範、息子で2代目の水島浩司、そして、数多くのミュージシャン、関係者の証言などを7年間記録してきた「SWEET HOME TAKUTAKU」という製作途中のドキュメント作品を特別編集で放送するもの。新型コロナウイルスの影響で全国のライブハウスが窮状に置かれている中、ライブハウスの魅力と意義を世に問いかけたいとの思いから地上波放送とFOD、TVerで期間限定の無料配信が決まった。
磔磔の歴史と音楽への熱い思いを解き明かす同番組には、磔磔と多くのコラボを行ってきたカクバリズム代表の角張渉をはじめ、
ナレーションを担当した
磔磔(たくたく)というライブハウスの話
フジテレビ 2020年8月7日(金)26時55分~27時55分
※関東ローカル
FOD / TVer見逃し無料配信 8月7日(金)28時~31日(月)23時59分
小泉今日子 コメント
ナレーションを担当した理由
信頼する制作者の方が時間を掛けて音楽を追ったということにまず興味がありましたし、私は、今、この時代だからこそ、ドキュメンタリーが一番エンタテインメントだと強く感じているんですよね。コロナの影響がすごくあったと思うんですが、歯の浮いたような物語を見る気がしない人が多いんじゃないかな、って思ったときに、ドキュメンタリーの強さというのを感じていて。これを初めて見させていただいたときも、すごくエンタテインメント!とワクワクしたし、泣きそうにもなったし、走り出したい、という気持ちにもなったんですよ。それが決め手かもしれないです。今ドキュメンタリーを一番信じている、ということでしょうか。
番組を観た感想
すごく……おもしろかったです。と言うのは、私は関東育ちだし、ライブハウスに通った青春時代はあまり経験していないんですけど、何度かライブの“熱”を感じた経験はあって、その感じを思い出しながら見られたことと、初めて知った磔磔というライブハウスには、皆さんの汗とか涙とか……音とか匂いとか……染みついているんだろうなということが映像を通してすごく伝わってきたことと、ライブハウスの歴史はイコール音楽の歴史でもあり、その土地の文化の歴史でもあるんだなということもすごく感じられたからです。
そして、(番組に登場した)懐かしかった人たち……少年ナイフって聴いてたなとか、B-52’sが大好きだったなとか……京都のライブハウスのお話だけど、自分の青春もよみがえってきて、途中から体を動かさずにはいられないような感じになりました。本当にたくさんの人に観てほしいです。
しょこちん💚 @shoko56
この磔磔ドキュメンタリーの監修も黒木Pだったのね。音楽を、LIVEを愛していたのだなぁ🥲 #黒木彰一 https://t.co/tFVEolavsM