YouTube配信ドラマ「ラハイナ・ヌーン」が、8月14日より3夜連続で公開される。
本作は、リモートでしか会うことのできない4人の若者の姿を描く物語。親友の自殺、ネグレクト、同性愛などそれぞれ人に会いたくない理由を持つトオル、ミツキ、サクラは、カイトによってリモートミーティングに集められる。集められた理由は不明ながらも、3人が打ち解けていくと、ミーティング終盤にカイトが参加。カイトは3人に、自分が12年前の一家心中事件で生き残った子供であり、3人は自分の父親をパワーハラスメントによって退職に追い込んだ人物の子供たちであることを告げる。
リアリティ番組「月とオオカミちゃんには騙されない」の曽田陵介がカイト役で主演を務め、梶田冬磨がトオル、永井理子がミツキ、尾尻愛がサクラを演じた。リモートドラマ「ダブル・アンコール」の谷口雄哉が監督と脚本を担当し、「野ブタ。をプロデュース」「家政婦のミタ」の池頼広が音楽を担当している。
曽田は「今の若い人たちは僕を含め、相談できずため込んでしまう人が多くいると思います。そんな方に是非とも見ていただいて、考え方の一つのヒントにして頂けたら幸いです」とコメント。谷口は「役者さんと演出の壁が無くお互いに想いをぶつけ合った渾身の作品。この作品が多くの人に「生きることの意味」とほんの少しの希望を与える事が出来ればこれほど幸せなことはございません」とつづっている。梶田、永井、尾尻のコメントは下記に掲載した。
全3話の「ラハイナ・ヌーン」は各日19時から配信。視聴可能なURLは後日公式SNSで告知される。
ラハイナ・ヌーン
YouTube 2020年8月14日(金)~16日(日)連日19:00配信スタート
※全3話
曽田陵介 コメント
この作品に参加させてもらい、最初に台本を読ませていただいたときは、僕が演じるカイトがどのような人なのか、他3人はどのような心情なのか、など経験した事がないことばかりだったので色々考えさせられました。
今の若い人たちは僕を含め、相談できずため込んでしまう人が多くいると思います。そんな方に是非とも見ていただいて、考え方の一つのヒントにして頂けたら幸いです。
梶田冬磨 コメント
まず、自分のようなまだまだ若手の役者にお声をかけて頂いた事に対して監督に感謝したいです。この作品は自分が関わって来た中で1番重く、複雑な題材だなと思いました。このコロナ期間だからリモートじゃないといけないではなくて、この題材だからこそリモートじゃないといけない、初めて台本を読んだ時にそう思いました。複雑な悩みを抱えた若者達の大きな成長を描いていると思います。少しでも心に響く何かがあれば良いなと思います。自分自身にとっても人として成長できたんじゃないかなと感じています。
永井理子 コメント
この時代だからこそのリモート撮影ではありますが、それだけではなくラハイナ・ヌーンでは、リモートじゃなきゃ会えない人たちのお話です。今、人に会う機会も減り、1人で抱えこんでしまう方もいると思います。この作品を見て1人でも多くの方に心を軽くする方法の一つとして知っていただけたら、ほんの少しでも勇気をもってもらいたいです。
尾尻愛 コメント
この度このような素敵な作品に出演できた事に心から感謝しています。
私は同性愛者の役なのですが役と向き合う中で自分の世界が広がっていくのを実感できました。
人に言えない悩み、怒り、葛藤。この作品をご覧になる皆様もそれぞれ抱えているものがあると思います。そうでない方はこういう悩みを持った方が自分の近くにいることを感じながら観て頂きたいです。皆様の心の拠り所になるような作品になっていれば幸いです。“リモートだから”できる事があります。是非ご覧下さい。
谷口雄哉 コメント
2作目にして、一番伝えたいことを伝えられることに喜びを感じています。リモート企画を一度やった時に頭によぎったのが「人に会いたくない」彼らの物語でした。人間は時折つまらないことで人を見下し、差別し、裏切ります。人への希望を失った4人の若者に未来を見せてあげたくてこの作品を作りました。出演者の皆様は難しい内容にもかかわらず親身になって役と向き合ってくださりました。役者さんと演出の壁が無くお互いに想いをぶつけ合った渾身の作品。この作品が多くの人に「生きることの意味」とほんの少しの希望を与える事が出来ればこれほど幸せなことはございません。是非、公開まで楽しみにお待ちください!
syun @nico_aka_syun
リモートでしか会えない若者描く配信ドラマ「ラハイナ・ヌーン」、主演は曽田陵介(コメントあり) https://t.co/D4kfjrrxzH こんな時だから見ようっと