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ポーランドの作家イェジー・コシンスキが1965年に発表した小説「ペインティッド・バード」を、「戦場の黙示録」の
予告編には、少年が「悪魔の使い」と呼ばれ、行く先々で差別と迫害に見舞われるシーンなどを収録。なお上映時間169分の本作は、モノクロの35mmフィルムで撮影されている。
マルホウルは本作について「悪についての探求、そして善と共感、愛についての物語です。本作の中に善と愛を発見するとき、我々はその本質に感謝し、より多く求めます。これは人間が善を求めているという映画のポジティブなメッセージです」とコメント。「主人公の少年が“家に帰りたい”と泣いたとき、観客の皆さんも愛のある安全な場所に、家に帰りたいと思うでしょう。そして私は『異端の鳥』が提起する質問に悩まされています。“人間は罰を受けることがなければ悪に向かう”と言う心理学者は正しいのでしょうか? 果たして悪は人生の闘いの中で避けられないものなのでしょうか? 私はまだこれらの答えを探し続けています。そして特に、今の時代における答えを知りたいと思っています」と語った。
「異端の鳥」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
※「異端の鳥」はR15+指定作品
ヴァーツラフ・マルホウルの映画作品
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吉川浩満 @clnmn
ホロコーストから逃れた少年を襲う悪意…「異端の鳥」予告解禁、公開は10月に(動画あり / コメントあり) https://t.co/njlYAa9oGr