「のぼる小寺さん」舞台裏チラ見せ、工藤遥「高校生のような青春を過ごせた」

工藤遥の主演作「のぼる小寺さん」のメイキング映像が、YouTubeで公開された。

本作は、ボルダリングに夢中な女子高生・小寺をきっかけに、周囲の若者たちが自分の夢に向かって一歩踏み出そうとするさまを描いた青春ドラマ。小寺を工藤、彼女にひそかに惹かれる卓球部員の近藤を伊藤健太郎が演じた。

メイキング映像には近藤が小寺に初めて話しかける場面と、小寺が教室で1人ボルダリング専門誌を読むシーンの舞台裏を収録。伊藤が共演者の鈴木仁と目が合い、思わず笑う様子も切り取られた。

本作の撮影は、2019年8月に栃木・足利市のとある校舎で行われた。工藤は「本当の高校生のような青春を過ごすことができてとっても楽しかった」と当時を懐かしみながら振り返る。彼女はスクリーンに映る自身の姿を初めて観たときに「自分じゃないみたい！」という印象を抱いたそうで、「自分の中に秘めていたものを引き出してもらうことができたのだと思うととてもうれしかったです。近しい人さえ見せたことのない一面が映っていたように感じました」と語った。

珈琲のマンガを古厩智之が実写映画化した「のぼる小寺さん」は東京・新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で上映中。