東海テレビが“名古屋闇サイト殺人事件”の深層に迫るドキュメンタリーが9月公開

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東海テレビドキュメンタリー劇場の第13弾「おかえり ただいま」が9月に公開決定。ドラマパートに出演する斉藤由貴佐津川愛美からコメントが到着した。

「おかえり ただいま」ポスタービジュアル

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「おかえり ただいま」

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「人生フルーツ」「さよならテレビ」など、テレビと映画の枠を越えて刺激的な作品を発表し続ける東海テレビ放送。本作のテーマは2007年8月に発生した「名古屋闇サイト殺人事件」だ。深夜に帰宅途中の女性が拉致、殺害、遺棄された同事件の犯人は、携帯サイト“闇の職業安定所”で知り合った3人の男たちだった。「1人の殺害は無期懲役が妥当」という判例が立ちはだかるも、被害者の母は加害者への極刑を求めて約33万筆の署名を集め、1人が死刑、2人が無期懲役の判決に。その後、無期の1人に別の強盗殺人の余罪が発覚して死刑が確定した。

「おかえり ただいま」

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事件発生直後から被害者の母を取材してきた東海テレビは、ドキュメンタリー「罪と罰~娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父~」を2009年に放送。そして本作では事件直後からの長期取材にドラマパートを加え、ドキュメンタリーだけでは表現し切れなかった母娘の物語、さらに加害者の生い立ちを描き出した。ドラマパートでは母を斉藤、娘を佐津川が演じたほか、浅田美代子大空眞弓須賀健太天野鎮雄矢崎由紗が出演。監督・脚本を「約束~名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯~」の齊藤潤一、プロデュースを「ヤクザと憲法」の阿武野勝彦が担当した。

「おかえり ただいま」

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斉藤は「いま、できる限りの気持ちを込めた作品です。映画が、たくさんの人たちの元に届き、事件が風化しないことを願います」と伝え、佐津川は「独りの時、あなたの心に思い浮かぶ人はいますか? 思い浮かぶ誰かがいらっしゃる全ての皆さんに、観ていただきたいと心から思います」と問いかけている。

「おかえり ただいま」は東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開。

斉藤由貴 コメント

実際に起きてしまった凄惨な事件を題材にしているので、役を演じるのはとても難しいことでした。ただ、お母様や亡くなられた磯谷利恵さんの思いに、どれだけ近づけるか、誠実に取り組みました。いま、できる限りの気持ちを込めた作品です。映画が、たくさんの人たちの元に届き、事件が風化しないことを願います。

佐津川愛美 コメント

スタッフの皆さんの熱量に感銘を受けながら、支えてもらいながら、作品と向き合いました。
撮影が終わった時の気持ちを私は一生忘れることなく生きていくべきだと思いました。
独りの時、あなたの心に思い浮かぶ人はいますか?
思い浮かぶ誰かがいらっしゃる全ての皆さんに、観ていただきたいと心から思います。

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(c)東海テレビ放送

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ポレポレ東中野 @Pole2_theater

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