本作ではスコセッシとデヴィッド・テデスキが共同監督を務める。テデスキは「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」「ローリング・サンダー・レヴュー:マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説」といったスコセッシによる音楽ドキュメンタリーで、編集などを担当してきた。
ヨハンセンはパンク / グラムロックのパイオニアであるニューヨーク・ドールズを1970年代に結成。1980年代には“バスター・ポインデクスター”の名義でスウィングリバイバルの先駆けとなり、1990年代にはハリー・スミスとともにブルースを掘り下げてきた。本作では彼の音楽的なキャリアのみならず、米ニューヨークのスタテンアイランドで幼少期を過ごし、10代でイーストヴィレッジに降り立った若き日のエピソードも盛り込まれる。
スコセッシは「デヴィッド・ヨハンセンとは何十年も前から知り合いで、『ミーン・ストリート』の制作中にドールズの音楽を聴いて以来、彼の音楽はずっと試金石となっている」と語る。そして「当時も今も、デヴィッドの音楽はニューヨークのエネルギーと興奮を捉えている。昨年、彼のショーを見たあと、デヴィッドの進化と音楽的才能をカメラに収めるべきだと思ったんだ。私にとって、あのショーは真の意味でエモーショナルな可能性を持っていた」と続けた。
(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)
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スコセッシ、ニューヨーク・ドールズのデヴィッド・ヨハンセンに迫る映画を監督
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