本作は、妻子あるアレクサンドルが、幼少期に自分を性的虐待したプレナ神父の告発を決めることから物語が展開していく人間ドラマ。「わたしはロランス」の
本編の序盤にあたるこの映像に収められたのは、アレクサンドルが家族とともに家を出て教会を訪れるシーン。「最近同じ学校のある父親と出会った。私と同じボーイスカウト出身で、いろいろ思い出話をした。そのとき彼に聞かれた。“君もプレナ神父に触られた?”」「たとえ神父を赦しても、私は生涯その影を背負う」と、彼が虐待についてつづった手紙の朗読が重ねられた。あわせて解禁された場面写真には、アレクサンドルがプレナ神父と30年ぶりに面会するシーンや、被害者たちが告発の打ち合わせをする場面が切り取られた。
「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」は、7月17日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
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白沢すいか @suika_sirasawa
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