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西条が脚本・演出を手がけた舞台を自ら映画化した本作。劇中では2年間という期限付きで交際を始めた広樹と浅美の、最後の1日に巻き起こる騒動が描かれる。廣瀬が広樹、北原里英が浅美を演じた。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため東京からリモートでトークショーに参加した廣瀬と西条。満席になった会場を目にした廣瀬は「今でき得る配慮の中で、これだけのお客様に観ていただけたこと、本当に幸せだなと思います」と喜びを伝える。
「2回目以降どのような点に注目して鑑賞すればよいか?」と問われた廣瀬は、「本作は仕掛けがいろいろあって、どんでん返しがあるので、自分たちも演者として緻密に作り上げていきました」と振り返り、「広樹と浅美のシーンは、病院での気まずい空気感を1つひとつ繊細に撮っていただきました。仕掛けを知ったうえで2回目に観るときは、『ここはこうだったからこういうお芝居になっていたんだ』というところを楽しんでもらいたいです」とアピール。西条は「最初は、『どうして別れるんだろう』と、広樹という役の芯がどこにあるかわからない状況で観たと思うんです。でも気持ちを知ったうえで観ると、芝居が正しいものかどうか確認できると思います。グッと来るところがたくさんあるので、そこに注目していただきたいです」と回答した。
またイベントでは観客から「死神大佐役の
最後に西条は「2度3度見方を変えて楽しめる内容になっているので、ぜひまた足を運んでいただけたらうれしいです」と呼びかけ、廣瀬は「このような状況で、映画館に足を運んで観ていただくエネルギーをここに使っていただいたことが幸せです」「より一層ふんどしを締め直してがんばっていきたいと思っています」と抱負を語り、イベントの幕を引いた。
「HERO~2020~」は全国で公開中。
映画ナタリー @eiga_natalie
【イベントレポート】廣瀬智紀が死神大佐役・斎藤工の会話を盗み聞き?「HERO」トークショーに登場
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