東京の映画館・飯田橋ギンレイホールが、本日6月19日よりMotionGalleryでクラウドファンディングを開始した。
飯田橋ギンレイホールは、前身となった神楽坂銀鈴座が火災による焼失から再建され、1960年に銀鈴ホールの名で誕生した映画館。2020年で60周年を迎える同館は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月8日から約2カ月間の休館を余儀なくされ、営業を再開した現在も苦境に立たされている。
目標金額は1000万円で、7月31日23:59まで支援を受け付け。リターンとして1年間使用できるギンレイシネマクラブ年間パスポートや、オリジナルTシャツ、トートバッグ、クリアファイル、16mmと35mmのフィルム缶などが用意されている。3000円から支援が可能だ。
1996年から館主を務める加藤忠氏は「あれから25年、こんなにもお客様が待ち遠しかったことはありません。どんなに映画をお届けしたくても2か月間は叶いませんでした」と心境を語り、「名画ファンの聖地とも言われてきた粋なまち神楽坂の名画座ギンレイホールの灯を消してはいけない! どうか皆さまのご支援を賜りますよう、お願い申し上げます」と呼びかけている。
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太田隆文(映画監督) @ota_director
飯田橋ギンレイホールが支援募集中、16mmと35mmのフィルム缶などがリターンに https://t.co/Mqd9irjqot