木村演じるボディガード・島崎章を主人公とした「BG~身辺警護人~」。シリーズ第2弾となる今作で章は、所属していた日ノ出警備保障が大会社に買収されたことから、利益優先の企業方針に疑問を感じて私設ボディガードに転身する。
川栄が演じるのは、国際コンクールへの出場も控えている目の不自由な天才ピアニスト守尾恵麻。事務所の社長である姉の献身的な支えと戦略により成功を収めるも、ハンディキャップを武器にした売り出し方に反感を抱いているという役どころだ。自ら死を招き寄せるような行動に出てしまう恵麻を見かねて、姉は彼女を“恵麻自身”から警護してほしいと章に依頼する。
目の不自由な役を初めて演じたという川栄は「見えていないと意識して演じていても、ついつい目が動いてしまったりして、すごく難しかったんです」と振り返る。また「武士の一分」で盲目の剣士に扮した木村からアドバイスがあったそうで「木村さんがリハーサルの後に『こうした方がいいんじゃない?』と、目線の動かし方や振り向き方を、理由と一緒に教えてくださるんです。木村さんのアドバイスがすごくありがたく、心強いです!」と述べた。さらに「撮影合間にも気さくに、他愛もない話もしながら、場の空気を和ませてくださるので、すごくうれしいです」と木村と共演した喜びを語っている。
「BG~身辺警護人~」は、毎週木曜21時からオンエア。6月18日の初回は20分拡大スペシャル、6月25日の第2話は10分拡大スペシャルで放送される。
BG~身辺警護人~
テレビ朝日系 2020年6月18日(木)スタート 毎週木曜 21:00~21:54
※初回は21:00~22:14
※第2話は21:00~22:04
川栄李奈 コメント
ゲスト出演が決まったときはすごくうれしいなって思う半面、役柄に関しては演じきれるかどうか、ちょっと不安もありました。なので撮影前に、ピアノの先生や、視覚障害の方にご指導していただいたんです。でも、どちらもすごく難しいです…! ピアノに関しては音符も読めないし、どの鍵盤が「ド」かも分からないレベルなのに、先生から「鍵盤を見ずに弾いてください」って言われて…(苦笑)。本当に難しかったです。なので、とにかく練習を繰り返し、鍵盤の場所を丸暗記して、撮影に臨みました。一人でのリサイタルシーンはもう撮り終わって、あとは片手だけで弾く連弾のシーンを残すのみなので、今はホッとしちゃってます(笑)。ただ今回挑戦して感じたのは、ピアノは繊細だってこと。でも、私は力強くてガサツな性格で、それが演奏にも出ちゃう! 向いてないなぁって思いました(笑)。これを機にピアノを習おう…とは、恐れ多くて考えられません!
木村拓哉さんとは初共演ですが、本当にスゴい方です! 私は目の不自由な役が初めてなので、見えていないと意識して演じていても、ついつい目が動いてしまったりして、すごく難しかったんです。でも毎回、木村さんがリハーサルの後に「こうした方がいいんじゃない?」と、目線の動かし方や振り向き方を、理由と一緒に教えてくださるんです。木村さんのアドバイスがすごくありがたく、心強いです! 撮影合間にも気さくに、他愛もない話もしながら、場の空気を和ませてくださるので、すごくうれしいです。
恵麻はハンディキャップを武器にせず勝負しようとする、自立した人。そんなこともあって、お姉ちゃんにも反発するんですよ。実を言うと、私自身にも姉がいて、今でこそ仲良しですけど、小さい頃は全然仲良くなかったんです(笑)。だから、恵麻とお姉ちゃんの温度感も理解できますし、昔の感覚を思い出しながら演じる日々です。劇中では章さんたちボディガードのおかげで、恵麻の気持ちもスッキリとしていくんですけど、私自身も木村さんや共演経験のある斎藤工さんや菜々緒さんに優しくしていただいて、撮影を楽しんでいます。私自身も撮影が終わったら心が浄化されるんじゃないかなって思います。
藤井フミヤ @ba_de_ya
木村拓哉「BG~身辺警護人~」第2話で川栄李奈が目の不自由な天才ピアニストに(コメントあり) https://t.co/wQ4OTuiZ7i