「血筋」監督の角田龍一、自身の劇場収入を上映館へ寄付

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血筋」で監督を務めた角田龍一が、自身の劇場収入分を上映館へ寄付することがわかった。

「血筋」ポスター

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角田龍一

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3月28日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開されていた本作だったが、新型コロナウイルスの影響により、角田が上映中止を映画館に呼びかけていた。今回の寄付は「血筋」の上映館すべてを対象に行われ、スタッフのギャラ分15%を除いた興行収入の85%が劇場へ支払われることになる。角田は寄付の理由として、自分の一存で上映を中止してもらった劇場へのお詫び、角田の知る限りでは映画関係者への具体的な支援めどがいまだ立っていないことなどを挙げた。

「血筋」

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カナザワ映画祭2019「期待の新人監督」グランプリを受賞した「血筋」は、自治州・延吉で生まれ10歳で日本へ移住したソンウの姿を追うドキュメンタリー。20歳になったことをきっかけに父を探す決意をしたソンウと父親の再会を通して、中国朝鮮民族の姿が映される。角田とテレビアニメ「ピアノの森」第2シリーズの監督として知られる山賀博之がプロデュースを担当し、音楽を角田の中学校時代の同級生でバイオリニストである郷古廉が手がけた。

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(c)Ryuichi

読者の反応

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える @eruwewin

https://t.co/aXgzSBPiFo「血筋」監督の角田龍一、自身の劇場収入を上映館へ寄付。ここまではなかなかだけど、自分も、大事な時間使ってそれを撮影したんだし、自分の次回作の為に、使って欲しかったかなぁとか思ったり。それでの恩返しと言う方法も有るしね。

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