本作の舞台は、詩人バイロンに「この世のエデン」とたたえられたポルトガルの世界遺産の町シントラ。死期を悟った女優フランキーが過ごす、ある夏の1日の物語がつづられる。新型コロナウイルスの影響により、当初予定していた4月24日からおよそ4カ月遅れての封切りとなる。
映画はフランキーが滞在中のゲストハウスのプールに現れるシーンから幕開け。ガウンやビキニ、ハイヒールを脱ぎ捨てた彼女が、トップレスで水の中へ飛び込む場面だ。義理の孫マヤの「人に見られるよ」という助言にも、フランキーは「かまわない。私は写真映えするもの」とあっけらかんに反応している。
本作ではエリック・ロメールの作品群を参考にしたという、監督の
「ポルトガル、夏の終わり」は東京のBunkamura ル・シネマほか全国で順次ロードショー。
イザベル・ユペールの映画作品
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イザベル・ユペール主演「ポルトガル、夏の終わり」公開は8月に、冒頭映像が解禁(コメントあり)
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