本作は、夏の甲子園へ野球部を応援に来た高校生4人が、アルプススタンドで繰り広げる会話を描く物語。2017年に兵庫県立東播磨高等学校が第63回全国高等学校演劇大会で上演し、最優秀賞に輝いた舞台を原作としている。
6月19日に公開される予定だった本作だが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公開日が変更に。城定は「今だからこそ響く何かがこの映画にはあると強く信じています。しょうがないと諦めて俯くばかりでは前には進めません。一人でも多くの方に観て頂き、元気になってもらえることを切に願っています!」と述べた。また原作を手がけた、東播高校演劇部の元顧問・籔博晶も「完成した映画にはキャストや監督はもちろん、ここまで作品を押し上げてくれた人たち全員の思いがこもっているように感じました」とコメントしている。
このたび公開された予告編には、球場の端で熱くなれずにいた4人の何気ない会話や、試合が進むにつれて感情的になっていく高校生たちの姿が映し出された。また映像には、
城定秀夫 コメント
この映画を制作している頃はまさか世の中がこんな風になるなど、ましてや高校野球が中止になる事態などゆめゆめ想像していませんでしたし、これからの世に本作がどのような形で受け入れられ、お客様にどう感じてもらえるのかも正直まだ分かりません。
しかし、今だからこそ響く何かがこの映画にはあると強く信じています。
しょうがないと諦めて俯くばかりでは前には進めません。
一人でも多くの方に観て頂き、元気になってもらえることを切に願っています!
籔博晶 コメント
「アルプススタンドのはしの方」はもともと、正規部員たった4人の小さな演劇部が作った作品でした。
最初の上演の観客は100人弱。それがたくさんの人たちの後押しを受けてあれよあれよという間に大きくなり、気づけば全国の映画館で上映されるまでになっていました。本当に驚きと感謝でいっぱいです。
完成した映画にはキャストや監督はもちろん、ここまで作品を押し上げてくれた人たち全員の思いがこもっているように感じました。その熱を、是非多くの方々に感じ取っていただければと思います。
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城定秀夫 @jojohideo1975
「アルプススタンドのはしの方」はひねくれ者の僕が珍しく編集中に泣きました。
是非観てください! https://t.co/QLQTxUdEUM