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“完全リモート”で制作された本作の主人公は、澪クリエーションに所属する新人タレントの津田晴香。彼女は緊急事態宣言を受け、外出自粛をする中、眠れない日々を過ごしていた。そんな晴香を励まそうと、同じ事務所の先輩たちから次々とビデオ電話がかかってくる。しかしどうしても気分が乗らない晴香。そこで、事務所のリーダー格の女優・垣尾麻美が立ち上がる。「みぽりん」のキャストである
松本は「今多くの方々が仕事を失い、希望を失い、孤独感に襲われ、明日が見えない将来に不安を感じながら、日々自粛生活を過ごしている状況かと思います」と述べ、「この短編映画が誰かの心の扉を開くきっかけになる事を心から願っています」とつづっている。
また松本は映画ナタリーの取材に対し、「カメラを止めるな!」の上田慎一郎や「いけにえマン」の中元雄の名前を挙げ、「こんな大変な状況の中でも映画づくりに励む監督達を見て勇気づけられ、緊急事態宣言の延長が発表された5月4日に、自分もリモート映画にチャレンジしてみようと決意しました。突貫で作った作品でなにぶん至らない点も多々あるかと思いますが、一人でも多くの方々に届いて、明るい気持ちになってくれたらいいなと願っております」とコメントした。
なお松本の初監督作となる「みぽりん」は、怪しいボイストレーナー・みほの狂気を描く物語。みほのボイトレ合宿に参加した大の音痴である地下アイドルの優花が、次第に彼女の異常性に気付いていくさまが描かれる。
松本大樹 コメント
新型コロナウィルスの感染拡大によって、今多くの方々が仕事を失い、希望を失い、孤独感に襲われ、明日が見えない将来に不安を感じながら、日々自粛生活を過ごしている状況かと思います。本作はこのようなリモートコンテンツを観る気力さえ起こせないような絶望感を感じている方々に、少しでも寄り添いたいという気持ちから、制作をはじめました。この短編映画が誰かの心の扉を開くきっかけになる事を心から願っています。一日も早く未来に希望を抱ける日常が取り戻されますように…
映画ナタリーに寄せたコメント
世の中このような状況になってしまって、
ずっと自分には何かモノづくりで出来る事があるだろうかともがいていました。
しかし何も出来ない自分に打ちひしがれ、
一時は絶望的な気持ちで毎日を過ごしていました。
そんな中、上田監督・中元監督をはじめ、
こんな大変な状況の中でも映画づくりに励む監督達を見て勇気づけられ、
緊急事態宣言の延長が発表された5月4日に、
自分もリモート映画にチャレンジしてみようと決意しました。
突貫で作った作品でなにぶん至らない点も多々あるかと思いますが、
一人でも多くの方々に届いて、明るい気持ちになってくれたらいいなと願っております。
磯田勉 @isopie_
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