福澤徹三による小説をもとにした本作は、伊藤扮する熱血漢の交番巡査・新田真人と、寺尾演じる老練な弁護士・ゴミジンこと五味陣介がタッグを組んで事件に挑む姿を描くもの。2018年1月に第1弾となるスペシャルドラマが放送された。
第2弾では、新田と五味が“振り込め詐欺”と殺人事件に隠された闇に迫るさまが切り取られていく。伊藤は「パート2では前作以上にこの二人のコンビ感が、より深いところまでお見せ出来るんじゃないかなと思っています」と作品の出来に自信を見せ、寺尾は「プロデユーサーや誰かから何も言われていないのに、撮影しながら伊藤君と、これパート3のときにさ…って話したりしています(笑)」と早くも第3弾の制作に期待した。
なお本作には、街の再開発を進める不動産会社の2代目社長・龍野真一役で
白日の鴉2
テレビ朝日 2020年5月10日(日)21:00~23:04
伊藤淳史 コメント
もう一度同じ役をやれるというのは、なかなか自分がやりたいと思ってもやれるものではありませんので、それはもう純粋にうれしいです。ただの刑事ドラマではないという意識で前作から取り組んできましたが、この作品にはそれぞれの人間模様の面白さがあり、今回もその良さもちゃんと自分の中で感じていきながらやっていけたら、と思います。
新田という役は、正義感が強くてまっすぐな性格なので、知らず知らずに罪を犯した人たちへ同情してしまったりするタイプです。でも、そういう一面がありつつも、でもやっぱり悪いことは悪いということも訴えていかなきゃいけないということを寺尾さんがおっしゃられて。台本にはない部分ですが、今作ではそういうことを改めて感じて演じさせてもらいました。
寺尾さんとは前作で初めてご一緒させていただきましたが、大先輩の役者さんということで最初は正直とても緊張していたんです。でも、実際に現場が始まったら、いつもすごく穏やかで優しくて。前作の現場の中盤ぐらいからその優しさに甘えさせてもらっていたんですけれど、今作では初日から寺尾さんにすべて甘えて楽しくやらせていただきました。なのでパート2では前作以上にこの二人のコンビ感が、より深いところまでお見せ出来るんじゃないかなと思っています。
寺尾聰 コメント
ドラマを作るとき台本に書かれたものをどう演じていくか、大事にその一つ一つを掘り返します。今作ではオレオレ詐欺の受け子の子が出てきますが、その受け子をどう扱ったらいいか、演じている僕らがもう少しちゃんと伝えなきゃいけない、そう考えながら作っています。テレビのニュースでもオレオレ詐欺事件はたくさん報じられていますが、特に受け子のポジションは罪の意識が少ない場合が多い気がします。だからといって罪の意識のないドラマを作っちゃいけないと思います。
そういったことを考えながら僕らは、その流れの中で飛んだり跳ねたり、いろいろやっています。だから、そのときに共演する相手がすごく大事です。役を面白おかしく演じる人もいますが、伊藤君の場合、真っ正面に役を受けとめて、真面目な警官としてすごく正直に演じています。それがとてもいいんです。だから、またやろうぜと思えるんです。プロデユーサーや誰かから何も言われていないのに、撮影しながら伊藤君と、これパート3のときにさ…って話したりしています(笑)。
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ナギサ @silk801
伊藤淳史と寺尾聰のタッグ再び「白日の鴉2」放送、要潤や福田沙紀、佐藤寛太も出演(コメントあり) https://t.co/LvjnaUP5BE
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