「死霊の盆踊り」「プラン9・フロム・アウタースペース」のソフト、7月3日発売

「死霊の盆踊り（HDリマスター版）」「プラン9・フロム・アウタースペース（総天然色版）」のデジタル配信が5月29日に開始され、Blu-ray / DVDが7月3日に発売される。

「死霊の盆踊り」は、墓場に迷い込んだホラー小説家とその恋人が、不幸な死を遂げた女の死霊たちによる裸踊りを延々と見せられるという物語。エドワード・D・ウッド・Jrが原作と脚本を手がけ、A・C・スティーヴンが監督を務めた。

「プラン9・フロム・アウタースペース」では、軍拡競争で自滅の道をたどる人間たちに警告するために宇宙人が円盤に乗ってやって来ることからストーリーが展開。アメリカ政府に攻撃された宇宙人たちは、墓場に眠る死者をよみがえらせて人間を驚かせ地球を征服しようとする。ウッドが製作、監督、脚本、編集を担当した。

「死霊の盆踊り」Blu-rayの初回限定特典は、アウターケースと“幻の続編企画”の台本を収録したブックレット。続編企画の台本には日本語訳が掲載されている。また、限定特典映像としてキャストのナデシダ・ドブレフや助監督を務めたテッド・V・マイクルズのインタビュー、音声特典としてルドルフ・グレイと映画監督フランク・ヘネンロッターの解説が収められた。なお撮影監督のロバート・カラミコが設計した正式な上映サイズであり、アメリカンビスタと同様のアストラヴィジョンでのHDリマスター版は、日本で初めてリリースされる。

「プラン9・フロム・アウタースペース」Blu-rayには、リーフレットとアウターケースが初回限定で付属される。特典映像はモノクロ版の本編、ウッドの短編など。HDカラライズドによる鮮やかな“総天然色版”の本編は、本来の上映サイズであるアメリカンビスタで収録されている。