「愛しき反抗」の
本作は、1つの別荘をシェアして5日間の休暇を過ごす夫婦2組の姿を描いた群像劇。冬から春へと変わる季節の中で彼らの関係にも変化が訪れ、離婚の危機に直面するさまが切り取られていく。
夫に不満を持つ専業主婦の飯塚美希を
宝は「是非、一度観てほしいです。映画を通していろいろな発見があれば嬉しく思います」と本作について語る。山本は「馬鹿馬鹿しくもあり、愛おしくもあり、誰かの生きる気楽さにもなれたらいいなと思います」と、橋本は「シリアス? ヒューマン? シチュエーションコメディ? ラブコメ? どうも僕は、この作品を語る時、一言で表す『ふさわしい』言葉が無いように思います。是非、ご覧になった方がこの作品について『あなたにふさわしい』言葉を見つけて下されば、幸いです」とコメントした。YouTubeでは特報が公開中だ。
「あなたにふさわしい」は、6月12日より東京・UPLINK吉祥寺ほかで公開。
宝隼也 コメント
映画をつくる過程で、非常に悩み、迷いながら撮影していたことを思い出します。それは映画の中の登場人物たちも同じで、彼ら彼女らの悩みや葛藤、価値観に寄り添いつつ、純粋に作品としての楽しさや面白さを求め、キャストスタッフ一同様々なことにチャレンジしました。幸いなことに作品に対しても、キャストに対しても評価をいただくことができました。評価をいただけたことがこの世界の誰かの目に映る新たな機会に繋ればと思っています。是非、一度観てほしいです。映画を通していろいろな発見があれば嬉しく思います。
山本真由美 コメント
誰かが決めた定義に縛られるのは時に居心地が悪く、その居心地の悪さにも気づくことなく受け入れていることもあるのかもしれません。
その関係性にぴったりとあてはまる言葉が見つからない時、名前を持たない感情に出会った時。世界はそんなものたちで溢れているように思います。その間に横たわる、名前のないそれら。馬鹿馬鹿しくもあり、愛おしくもあり、誰かの生きる気楽さにもなれたらいいなと思います。
この作品は、数日、軽井沢の別荘にスタッフ・役者共々実際に滞在しながら撮影しました。第11回オイド映画祭東京で特別賞(演技部門)を受賞したと聞いた時は、純粋に嬉しく、あの場所にいたみんなの顔を思い出しました。これから劇場公開にあたり、一人でも多くの方にこの作品が届くひとつのきっかけになれば嬉しいです。
橋本一郎 コメント
「
監督の
台本を頂いて、由則の持つある種の鈍感さ、職人的生真面目さに自分を重ねつつ、作品の言葉の美しさ、その中の軽妙さをどう表現・実現するか。
実際の監督のイメージとのすり合わせ、演者同士の話し合い、、たくさん悩みました。
合宿撮影でしたので、誰とも言わず、自然と前日夜に翌日のシーンのリハーサルが始まったり、、
そこに、バラシの最中の監督がひょいと入ってきて、演出について話し合ったり。
半ば「24時間営業」状態で作品と、共演者と向き合えたのは、とても贅沢な時間だったと思っています。
光栄にも第11回オイド映画祭東京で特別賞(演技部門)を受賞出来たのは、演出・台本はもちろん、そう言った濃密な環境もあったと思っております。
同年代のキャスト、スタッフが集まっての撮影。試行錯誤とチームワーク。
そこで創り上げた、自分勝手な人たちが織りなす、素直じゃないけど、どこか真っ直ぐな物語。
言い知れぬ不安や、焦燥。そこに現れる自由人、、
でも、どこか愛くるしさがある。
シリアス?
ヒューマン?
シチュエーションコメディ?
ラブコメ?
どうも僕は、この作品を語る時、一言で表す「ふさわしい」言葉が無いように思います。
是非、ご覧になった方がこの作品について「あなたにふさわしい」言葉を見つけて下されば、幸いです。
どうか、この作品が沢山の方々に届きますように願って止みません。
宝隼也の映画作品
リンク
菱沼康介 演技強化WS! 短編集!! 新作準備中!! @hisikosu
1つの別荘に夫婦が2組、離婚危機に直面する5日間描く「あなたにふさわしい」公開(動画あり / コメントあり) https://t.co/er9c5wXMVU