高田郁の時代小説シリーズを原作とした本作では、大洪水によって両親を亡くした澪が料理人として成長していく姿や、彼女と幼なじみ・野江の友情が描かれる。澪を
1978年の角川映画「野性の証明」でデビューした薬師丸。本作には、藤井隆演じる戯作者・清右衛門の妻・お百役で出演した。清右衛門とともにそば屋“つる家”を訪れるシーンに参加している。この出演にあたり薬師丸は「角川春樹監督は、女優という仕事に導いて下さった方です」「本作が描く時代、そして人と人の繋がりが心に残る作品になるのではないかと思います」とコメント。角川は「彼女の撮影がクランクアップを迎え、花束の贈呈をしたときに号泣した姿をみて、彼女が13歳で出会った頃の姿を思い出し、私も感慨深いものがあった」と現場を振り返った。
一方渡辺は、1982年の「伊賀忍法帖」という角川映画でデビューした経歴を持つ。本作で彼女は、つる家の客・お満役を務めた。澪の作った料理を楽しむシーンに参加した渡辺は「昔、角川春樹事務所で一緒だった野村宏伸さんとも久々にご一緒し、ワンシーンでしたが多少アドリブを入れたりしながら楽しい撮影現場でした」と語る。また角川は、渡辺の出演について「演出家として彼女に向き合ったのは今回が初めて。ワンシーンだけだったが、私が想像した以上の演技を見せてくれた」と話した。
「みをつくし料理帖」は10月16日に公開。
※高田郁の高は、はしごだかが正式表記
薬師丸ひろ子 コメント
角川春樹監督は、女優という仕事に導いて下さった方です。「みをつくし料理帖」、角川さんの監督作品でもあり、是非参加させて頂きたいと思いました。角川春樹さんは、私が子供の頃からいつも温かく見守ってくださっている存在です。
本作では藤井隆さん演じる清右衛門の妻を演じましたが、喧嘩しながらも仲の良い夫婦を工夫しながら楽しく取り組ませて頂きました。本作が描く時代、そして人と人の繋がりが心に残る作品になるのではないかと思います。
渡辺典子 コメント
角川春樹監督とは、30年ぶりでしょうか。とても懐かしかったです。昔、角川春樹事務所で一緒だった野村宏伸さんとも久々にご一緒し、ワンシーンでしたが多少アドリブを入れたりしながら楽しい撮影現場でした。本作は時代劇ではありますが、親しみやすいイメージの作品だと思います。
角川春樹 コメント
薬師丸ひろ子は、「キャバレー」以来の出演。「みをつくし料理帖」での出演シーンは、3シーン。戯作者・清右衛門の妻・お百を演じた。彼女の撮影がクランクアップを迎え、花束の贈呈をしたときに号泣した姿をみて、彼女が13歳で出会った頃の姿を思い出し、私も感慨深いものがあった。
渡辺典子は16歳でデビューしてから、演出家として彼女に向き合ったのは今回が初めて。ワンシーンだけだったが、私が想像した以上の演技を見せてくれた。2人とも特別出演ということだったので、出演シーンを増やすことは叶わなかったが、もっとシーンを増やしたいと思うほど、しっかり演じてくれてよかった。
関連記事
薬師丸ひろ子の映画作品
関連商品
にし☆やすゆき @meli_kets
こーゆーのって、無条件に嬉しい☆
→薬師丸ひろ子と渡辺典子、角川春樹の監督作「みをつくし料理帖」に出演(コメントあり)
https://t.co/5cgDUAU1uC