3月20日に体調不良のため病院に搬送された志村は、重度の肺炎と診断を受けたため同日に入院。3月23日夜に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されていた。2月に70歳を迎え、テレビや舞台でも精力的に活動する中での訃報となった。
本日30日に放送がスタートした「エール」で、日本音楽界の重鎮を演じていた志村。制作統括を担当する土屋勝裕は「昭和、平成、令和と、ずっと第一線で笑いを届けてくれた志村さんには、もっともっとこれからもご活躍されることを期待しておりましたので、本当に残念でなりません。謹んでお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を捧げている。なお、撮影済の出演シーンはそのまま放送されるとのことだ。
なお、志村は山田洋次監督作「キネマの神様」への出演も決定していたが、闘病中の26日に出演辞退を発表していた。
土屋勝裕 コメント
志村けんさんにとって、初めての本格的なドラマ出演ということで、いつまでも挑戦し続ける志村さんの姿に、出演者・スタッフ皆が、志村さんからエールをもらいました。
「エール」での日本音楽界の重鎮という役は、まさに日本のお笑い界の重鎮という志村さんにふさわしい役ではなかったかと思います。最後まで演じて頂くことを現場一同、望んでおりました。
昭和、平成、令和と、ずっと第一線で笑いを届けてくれた志村さんには、もっともっとこれからもご活躍されることを期待しておりましたので、本当に残念でなりません。謹んでお悔やみ申し上げます。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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