押井守、ベトナムの超近接戦闘描く「デンジャー・クロース」を“絶対のお薦め”

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デンジャー・クロース 極限着弾」を鑑賞した押井守のコメントが公開された。

「デンジャー・クロース 極限着弾」

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「デンジャー・クロース 極限着弾」

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ベトナム戦争において、オーストラリア軍108人が南ベトナム解放民族戦線2000人と対峙した「ロングタンの戦い」を題材にした本作。味方にも砲撃が届くほど超至近距離の交戦“デンジャー・クロース”で戦うことになった中隊の姿が描かれる。「殺し屋チャーリーと6人の悪党」のクリフ・ステンダースが監督を務めた。

「デンジャー・クロース 極限着弾」

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押井は「ハリウッド映画とはひと味違う。オーストラリアの映画人が描いたベトナム戦争です」と映画の前提を説明。そして「近代戦では珍しい中隊規模の近接戦闘ですがスター不在だからこそFAL(※編集部注:自動小銃)で戦う兵士の姿が生々しい。オーストラリアがベトナムに派兵した歴史を知らなかった貴方にも戦争映画ファンの貴方にも絶対のお薦めです」と推薦している。

前売り特典となるオーストラリア軍仕様の特製ドッグタグステッカー。

前売り特典となるオーストラリア軍仕様の特製ドッグタグステッカー。[拡大]

神奈川・横浜ブルク13では3月16日から4月23日まで、無可動実銃専門店シカゴレジメンタルス協力のもと、映画に登場する銃器の実物を展示中。オーウェン短機関銃、M16A1 自動小銃を観ることができる。また3月20日には、オーストラリア軍仕様の特製ドッグタグステッカーが付属するムビチケカードが発売される。

「デンジャー・クロース 極限着弾」は4月17日より東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。そのほか著名人によるコメントは下記の通り。

※「デンジャー・クロース 極限着弾」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

浅香昌宏(「ストライク アンドタクティカルマガジン」編集長) コメント

「ロングタンの戦い」は、日本語のウィキペディアには存在しない。
ベトナム戦争で隠されていた真実がまた一つ明らかとなった歴史的発見の実話だ。
全編戦闘シーンの連続は、当時の過酷な戦場も体験することになる。

安東弘樹(フリーアナウンサー) コメント

この戦いで戦死した兵士は18人。19歳から22歳の勇敢な青年達です。
保身の為功績の為に行動する上役の為に現場が混乱するというのは多々あるのですが、戦時では大きな悲劇になります。その不条理に涙しました。

加藤聡(「PANZER」発行人) コメント

歩兵が最も頼りにするのは砲兵と言われているが、
直接敵と対峙する歩兵と後方でギリギリの精度が要求される砲兵指揮所の双方の緊張感が分かりやすく描かれている。
「極限着弾」という題名がぴったりする作品である。

河津幸英(月刊「軍事研究」編集長) コメント

火力と戦力の集中、防御と迂回、指揮統制、機甲部隊の活用etc、現代歩兵戦のエッセンスが見事に描かれている。

高久裕(「MAMOR」編集長) コメント

自衛隊の砲撃手に「デンジャー・クロース」を要請されたら迷わず撃てるか、と聞くと多くは返答に窮する。
それほど際どい作戦を決断し成功させるのは、戦う仲間同士の「信頼」だと教えてくれる映画だ。

東城咲耶子(声優) コメント

仲間を守るため、生き残るため、戦うしかない“極限“の最前線。
普通の青年だった彼らの覚悟、それを支える相棒の銃の機能美、
命がけで助け合う絆、無慈悲な戦場で気高く生きる男たちの姿に心打たれました。

らんまる ぽむぽむ タイプα(タレント) コメント

1日7回は観たい。波のように次々に押し寄せる窮地、緊迫の戦闘シーンに手汗びっちゃり!
驚くべきオーストラリア人の助け合いの精神、大惨事を引き起こしかねない決断、絶望の中の成功……エンドロールまで夢中の連続!

渡辺千年(「アームズマガジン」編集長) コメント

現代の戦争と違い、兵隊同士が至近距離で戦うことが多かったベトナム戦争の過酷さ、壮絶さが生々しく描かれている。
M16、M60、FAL L1A1 / L2A1など当時の銃器が多数登場し、弾丸の着弾や風切り音が戦場をリアルに感じさせてくれる。

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(c)2019 TIMBOON PTY LTD, SCREEN QUEENSLAND AND SCREEN AUSTRALIA

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酒樽 蔵之介 @KulasanM

押井守、ベトナムの超近接戦闘描く「デンジャー・クロース」を“絶対のお薦め” https://t.co/tD9E510HTJ

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