本作は、アメリカの田舎町センターヴィルの警官が、突如墓からよみがえったゾンビと戦うホラーコメディ。ビル・マーレイやアダム・ドライバーが警官を演じ、スウィントンは葬儀屋の女主人ゼルダ・ウィンストン役を務めた。
2018年製作の「サスペリア」では特殊メイクで82歳の男性を演じたことでも知られ、ジャームッシュの過去作「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」では吸血鬼役を務めたスウィントン。本作では、ジャームッシュが脚本執筆の初期段階から彼女にコンタクトを取り、どんなキャラクターを演じたいか尋ねたという。スウィントンは「タイトルで言っているように、“死者は死なない”ために虫の居所が悪い葬儀屋を演じたい」と自ら役どころを提案。スウィントン自身もゼルダについて「ゼルダには謎がある。(劇中の)こういう変わった人たちの中でも、一味違う変人ね」と語っている。
今回公開された映像には、空手道着を着たゼルダが、美しいホワイトブロンドのロングヘアをなびかせ、日本刀でゾンビたちを斬り倒す姿が収められた。「ゾンビから身を守る術は心得ております」と話すゼルダは、マーレイ演じる警察署長に「パソコンの扱いは?」と聞かれると、異常なスピードでキーボードを叩きパソコンを操ってみせる。
「デッド・ドント・ダイ」は4月3日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。
※「デッド・ドント・ダイ」はR15+指定作品
※「デッド・ドント・ダイ」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
ちらいむ @chilime
ティルダ様が道着で床の間の仏像に日本刀を捧げてゾンビを斬る映画…気になるけれど脳の処理は追いつくのだろうか…(情報過多)|空手道着のティルダ・スウィントンが日本刀でゾンビを斬る、ジャームッシュ新作映像(コメントあり) https://t.co/Rx3hsToljU