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1971年のソビエト・レニングラードで、ジャーナリストとして働きながら文筆活動にいそしんだ作家セルゲイ・ドヴラートフの6日間を切り取った本作。アレクサンドル・プーシキン、フョードル・ドストエフスキー、アントン・チェーホフといった近代ロシア文学を代表する作家たちのエピソードもつづられる。監督は「神々のたそがれ」のアレクセイ・ゲルマンを父に持つ、
舞台となるのは言論に自由の風が吹いた“雪解け”が過ぎ、再び表現の自由が脅かされ始めた時代だ。予告にはドヴラートフをはじめ、若き芸術家や活動家たちがひたむきに生きる姿が収録された。書きたいものを書くため亡命する友人の作家や、「俺たちがロシア文学を救う最後の世代だ」とソ連での執筆を続ける友人の姿も。
第68回ベルリン国際映画祭で芸術貢献賞の銀熊賞を獲得した「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」は、4月25日より東京・ユーロスペースほか全国で順次ロードショー。
※「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
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おさかな @organxfish
“雪解け”が終わる…1970年代ソ連に生きた作家たち描く「ドヴラートフ」予告 https://t.co/UlR0aHS1Y4